アクティブハイブリッド3がワールドプレミア!|BMW
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月17日

アクティブハイブリッド3がワールドプレミア!|BMW

BMW|ビー・エム・ダブリュー

2012年 デトロイトモーターショー

アクティブハイブリッド3がワールドプレミア!

昨年北米市場において、プレミアムカーセグメントの販売台数でレクサスを抜いて首位となったBMW。その屋台骨のひとつである3シリーズの新型が待望のパブリックデビューを果たすと同時に、アクティブハイブリッド3も世界初公開された。

Text & Photo by SHIMASHITA Yasuhisa

新型3シリーズがパブリックデビュー

昨年、北米市場におけるプレミアムカーセグメントで、販売台数が長年首位だったレクサスを退け、猛追するメルセデス・ベンツをかわして首位の座に輝いたBMW。レクサスについては、震災による供給不足という問題があったのも事実ながら、やはり積極的な製品展開が功を奏したということだろう。

今回のBMWブースの主役は新型3シリーズ。すでに発表は済んでおり、プレス向けの国際試乗会も開催されてはいるが、じつはパブリックデビューは、このデトロイトであった。ブースには、これも初公開となるMスポーツ、そしてワールドプレミアとなったアクティブハイブリッド3も登場。強力なニューモデルを得て、今年はその勢いをさらに伸張させるつもりのようだ。

BMW 335i Mスポーツ

アクティブハイブリッド3

新型3シリーズのトップグレードとして設定されるアクティブハイブリッド3のメカニカルコンポーネンツは、基本的にアクティブハイブリッド5と共通である。すなわちエンジンは、最高出力306psを発生する直列6気筒3リッター直噴ターボであり、これに54psの電気モーターを組み合わせ、システム出力は340ps、450Nmにも達する。

燃費はEU複合モードで6.4ℓ/100km(リッター当たり約15.6km/ℓ)。おなじエンジンの335iと較べて、出力アップを図りながら燃費を12.5パーセント向上させている。距離にして3~4km、最高速度60km/hまでのEV走行も可能だ。

バッテリーはリチウムイオンタイプ。搭載位置は、アクティブハイブリッド5の後席背面からラゲッジスペース床下に移されている。容量は335iの480ℓから390ℓへと減っているものの、減少の割合はアクティブハイブリッド5よりも小さく、また3分割可倒式バックレストによるトランクスルーも継承されるなど、使い勝手を大幅に高めているのが特徴である。

発売開始は今秋。日本にもそのころに上陸の見込みだ。

BMW ActiveHybrid3|BMWアクティブハイブリッド3

           
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