新生ベントレーのアイコン「コンチネンタル GT」に待望のV8が登場!|BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL V8 RANGE|ベントレー コンチネンタル V8 レンジ
新生ベントレーのアイコンに待望のV8モデルが登場!
ベントレーは、2012年1月9日、アメリカ・デトロイトでおこなわれる北米国際オートショーで、ラグジュアリークーペ「コンチネンタル GT」にあたらしくラインナップされる、V8エンジン搭載モデルを公開することを発表した。
Text by OPENERS
燃費、CO2排出量ともに40パーセント向上
2003年、市場に導入されていらい、ラグジュアリークーペとしては異例の大ヒットとなる販売台数を記録(全世界で5万台)し、ベントレーの総生産台数を10倍まで引きあげる契機を生みだしたという、同社のあたらしいアイコン「コンチネンタル GT」。これまで、6リッターW12気筒ツインターボエンジンを搭載するモデルのみの展開だったが、このたびあたらしく4.0リッターV8エンジン搭載モデルの追加が発表された。
このパワートレインの採用は当然、環境にたいする配慮が主たる目的である。直噴技術、温度管理などが見なおされたエンジンは、低負荷時やクルーズ時にV8モードからV4モードへとなめらかに移行する、可変シリンダーシステムが最大の特徴。そこに、より高効率となったという新世代のターボチャージャーが組みあわされる。これらの結果、具体的な数値は公表されていないものの、従来のW12モデルより、燃費、CO2排出量ともに40パーセント向上したとしている。
そのいっぽうで、最高出力507ps(373kW)/6,000rpm、最大トルク660Nm/1,700-5,000rpmという十分なパフォーマンスを発揮。トランスミッションには、新世代のクロスレシオ8段ATが組みあわさり、0-100km/h加速5.0秒未満、最高時速290km/hを記録したという。ちなみに駆動方式は、これまで同様40:60のリア寄りにトルクを配分した全輪駆動だ。
エクステリアにかんして、フロントには、力強さ、たくましさを表現したというクロムフレームとセンターバーがついたブラックグロスのグリルとロワーバンパー、レッドカラーのウィングド「B」バッジを備え、リアにはクロムの「8の字」型が特徴的なエキゾーストテールパイプを用意するなど、W12モデルとの識別点も豊富だ。
ホイールは、20インチアロイホイールを標準装備し、オプションでダイヤモンドシルバー仕立て、もしくはダイヤモンドブラック仕立ての6スポーク21インチを選択することができる。
また、最新のW12モデルはやや遅れてコンバーチブルが発表されていたが、このV8モデルにかんしてはクーペ、コンバーチブルが同時に登場するようだ。アンヴェールは、来年1月9日からアメリカ・デトロイトで開催される北米国際オートショーにて。以前から噂されていたモデルなだけあって、お披露目が楽しみな一台である。