探しものを見つけるTileが、JapanTaxiと見守りサービスottaとのパートナーシップ

動く Tile アクセスポイント

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米国シェアNo.1スマートトラッカー(忘れ物防止タグ)を提供するTile Inc.は、JapanTaxiと手を組み、12月11日(水)から「動く Tile アクセスポイント」の運用を開始する。

探し物を「音」で見つける米国シェアNo.1スマートトラッカー「Tile」

世界230の国と地域へ展開するスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)「Tile」を取り扱い、スマートロケーションを提供するリーディングカンパニーの Tile Inc.は、No1*タクシーアプリを展開するJapanTaxi株式会社と、子供や高齢者の見守りサービスを提供する株式会社ottaとパートナーシップを組み、12月11日(水)より全国のタクシーに設置されている「JapanTaxi タブレット」約20,000台が、「Tile」のBluetoothの電波を拾う「動く Tile アクセスポイント」として稼働する。

これにより「Tile」を装着した持ち物を紛失した場合でも、タクシーがその電波を拾うことにより紛失物を発見する確率が飛躍的に向上し、"大切なものをなくさない世界"の実現にまた一歩近づいた。

*App Annie調べ:タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(iOS/Google Play合算値)調査期間:2018年4月1日〜2019年3月31日

●「Tile アクセスポイント」とは
「Tile アクセスポイント」は、常時「Tile」を検索しており、サーバーと通信して世界 230の国と地域のユーザーで構成される 「Tile」コミュニティーを拡張することで、これまで以上に紛失物を発見する確率を向上させたている。

今後も駅や空港など落とし物や忘れ物が発生しやすい場所に、アクセスポイントを設置することで「物を探すことにより生じる時間、リソース、フラストレーションをなくす」というミッションを遂行しくという。今回のTile アクセスポイントのパートナーシップは、シリコンバレーの空港とのコラボレーションに続く、Tile史上2度目のパートナーシップになる。

動く Tile アクセスポイント
動く Tile アクセスポイント

●3社パートナーシップ提携の背景
“移動で人を幸せに"というビジョンを掲げるJapanTaxiと、“誰もが安心して暮らせるスマートシティをつくる"というビジョンを掲げる otta が、"大切なものをなくさない世界"の実現を目指す Tile に共鳴し、本パートナーシップが実現した。今回のパートナーシップについて、JapanTaxi、otta、Tileが、それぞれ下記の通りコメントした。

JapanTaxi 取締役 執行役員 CTO 岩田和宏 氏
「当社では、タクシーが走れば走るほど世の中が良くなることを目指しています。今回の取り組みも、その一助となることを期待します。」

otta 代表取締役社長 山本文和 氏
「私たちは誰もが安心して暮らせる街をつくるために、街全体をカバーする見守りネットワークを普及させてきました。私たちの見守りネットワークを使い、紛失物が見つかる安心を提供するお手伝いができることは、私たちが目指す“誰もが安心して暮らせ るスマートシティ"のあり方のひとつだと考えています。」

Tile CEO CJ Prober
「今年Tileは急速な成長をしており、その中でもJapanTaxiとのパートナーシップを開始できることをに誇りに思っています。日本でのタクシーによるアクセスポイントの導入により、Tileの2つの主要な取り組みである、国際的な成長とネットワークの 拡大に対する限界を押し上げています。JapanTaxi のチームと協力することを楽しみにしています。」

●「JapanTaxi タブレット」のアクセスポイントについて
導入開始日:2019年12月11日(水)
導入場所:北海道・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・石川県・富山県・滋賀県・京都府・大阪府 兵庫県・福岡県
「JapanTaxiタブレット」搭載タクシー
https://japantaxi.jp/wallet/#area

内容:
全国約20,000台の「JapanTaxi タブレット」にotta社のアプリを実装。otta 社のアプリが「Tile」のBluetoothの電波を拾い「Tile」サーバーと接続可能になり、位置情報が更新され、停車中はもちろん走行中でも、近くに「Tile」を装着したものがあれば持ち主にその場所をお知らせする。

8月下旬、全国でのテスト期間中には1日最大60,000個の「Tile」を検知することに成功。タクシーが「動く Tile アクセスポイント」となるケースは、世界230の国と地域で展開する「Tile」の中でも初めての取り組みとなる。

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