「＜セイコープロスペックス＞ 1959 アルピニスト復刻デザイン」数量限定モデルと、現代デザインのレギュラーモデル3機種をリリース｜SEIKO

SEIKO｜セイコー

セイコースポーツウオッチの草分け「ローレルアルピニスト」のデザイン復刻モデル1機種と現代デザインモデル3機種をリリース

＜セイコープロスペックス＞より、1959年に誕生しセイコーのスポーツウオッチの草分けとなった初代アルピニストのデザインを復刻した数量限定モデルが、2021年8月6日（金）より取り扱い開始。また、同モデルをベースに現代的なデザインに仕上げた3機種のレギュラーモデルも同時に展開される予定だ。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

オリジナルの特徴的なデザインを継承しつつ、機能をアップデート

1959年に誕生した「ローレルアルピニスト」は、1960年代のレジャーブーム到来に先駆け、登山やスキーの人気が出始めていた頃、タフなスポーツシーンにもフィットする時計として開発された。その後「アルピニスト」シリーズは、トレッキングや登山などのアウトドアレジャーから日常使いまで、幅広いシーンで活躍するスポーツウオッチとして世界中で愛されてきた。このモデルから始まったアウトドアシーンに応える機能の追求は、1965年に誕生する日本初のダイバーズウオッチに受け継がれ、すべてのセイコースポーツウオッチの原点となった。

「＜セイコープロスペックス＞ 1959 アルピニスト復刻デザイン」数量限定モデルと、現代デザインのレギュラーモデル3機種をリリース｜SEIKO

オリジナルモデル（非売品）

オリジナルの「ローレルアルピニスト」は、印象的な大ぶりのウオッチパッドを特徴とし、機能面においても、タフな環境に耐える実用時計としてのスペックを満たしていた。埃や砂が入り込まないよう気密性の高いスクリューバックを採用し、レザー製のウオッチパッドは汗から時計を守る役割を果たした。時分針とすべてのインデックスに塗布された夜光塗料、3時、6時、9時、12時位置に配された一目で認識できるくさび型のインデックスは、昼夜を問わない高い視認性を担保し、実用性の高い時計としてファンに支持されてきた。

オリジナルモデルのデザインを忠実に再現した「＜セイコープロスペックス＞ 1959 アルピニスト復刻デザイン」は、62年の時を経て大幅なスペックアップを達成。3時、6時、9時、12時位置に配したくさび型のインデックスにより、水平と垂直が明確に判読できるレイアウトは、時分針およびインデックス上に施されたルミブライトとも相まって、高い視認性が実現されている。

なだらかな形状が特徴のドーム型のガラスは、ボックス型のサファイアクリスタルガラスにスペックアップされ、内面に施された無反射コーティングにより、ストレスなく判読できる。オリジナルモデルから引き継がれたウオッチパッドは汗から時計を守り、10気圧に向上した防水性能によって、登山に代表されるタフな使用環境にも耐える。

ムーブメントには、セイコーの現行機種において最も薄いメカニカル自動巻きキャリバー6L35を採用することで、手巻き式のオリジナルモデルからわずか1ミリの違いに抑えつつ、自動巻き機能を有し、平均日差+15秒から-10秒の精度を実現している。

そしてオリジナルモデルの特徴的なデザインを現代的に再解釈し、スペックアップされた「＜セイコープロスペックス＞ 1959 アルピニスト現代デザイン」3機種も展開される。楔形インデックスを用いたデザインレイアウトを継承しながらも、モダンかつクラシックなテイストが魅力だ。伸びやかですっきりとしたケースは、ヘアライン仕上げと鏡面仕上げが施され、現代的な38ミリ径へとアップデート。搭載したメカニカルキャリバー6R35は約70時間のパワーリザーブを有し、週末に着用せずとも翌月曜日にそのまま使用可能な実用性も備えている。また、ルミブライトが塗布されたインデックスと針、20気圧防水など本格スポーツウオッチとしての頼れるスペックを持ちながら、洗練された佇まいでビジネスシーンにもフィットし、オールラウンドに活躍する。