ルイ・エラール×アラン・シルベスタインのコラボレーションウオッチ3機種が登場｜LOUIS ERARD

LOUIS ERARD｜ルイ・エラール

力強いデザインと鮮やかなカラーリングが魅力。「トリプティックリミテッドエディション」

ルイ・エラールは、アラン・シルベスタインとのコラボレーションウオッチ3機種を発表した。代表的なシリーズであるトリプティックより、デイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3本が展開され、専用のスペシャルボックスにこの3本をセットしたコレクションも登場する。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

バウハウスデザインに影響を受けたアラン・シルベスタインによる、新たな解釈を加えた新作

2019年時計業界に大きな話題をもたらした、ルイ・エラールとアラン・シルベスタインとのコラボレーションが、さらにパワーアップ。第2弾「トリプティックリミテッドエディション」としてリリースされた。

このコラボレーションは新生ルイ・エラールのアイコニックモデルであるトリプティックシリーズをベースにしたデイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3機種が、アラン・シルベスタインの芸術的アプローチによって魅力的かつ力強いデザインで展開されたものだ。

アラン・シルベスタインはこのコラボレーションに際して、「時計のデザインとは調和の探求です。まるで交響楽団が、完璧なハーモニーが実現するまでリハーサルを行うように。これらの時計は私たちの内なる何かを目覚めさせるために作り上げました。私の仕事はこの時計を手にする人々が笑顔になることではじめて完成するのです。ルイ・エラールがデザインにおける全ての権限を私に与えてくれたからこそこのプロジェクトを成し遂げることができました」と述べている。

ルイ・エラール×アラン・シルベスタインのコラボレーションウオッチ3機種が登場｜LOUIS ERARD

この新作では3機種に共通して、アラン・シルベスタインがバウハウスデザインに影響を受けた特徴的な針がセットされており、黄色、青、赤がそれぞれ秒針、分針、時針に割り当てられ、マットブラックの文字盤上で鮮やかな色彩を放つ。

ひとつ目のデイデイトモデルの特徴は、6時位置の曜日表示に“スマイル”方式を採用した点だ。実際に何曜日かは示さず、休日が終わった日から、待ちに待った休日までの気分の変化を、表情で表すというユーモアあふれる機能だ。

ふたつ目は、ルイ・エラールのアイコニックモデルであるレギュレーター。2019年のコラボレーションとは異なる、新たなアラン・シルベスタイン流の解釈を加えた独特のフォルムのケースは、マイクロブラスト加工グレード2チタンとポリッシュ加工のグレード5チタンを組み合わせ、仕上げの違いによるコントラストが楽しめる。