1920年代から30年代にかけての華やかなりしアメリカへ思いを込めて|Ralph Lauren
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2022年11月2日

1920年代から30年代にかけての華やかなりしアメリカへ思いを込めて|Ralph Lauren

Ralph Lauren|ラルフ ローレン

アメリカントラディショナルの大御所、ラルフ ローレンが手掛けるヴィンテージが薫る腕時計

ファッショントレンドと同様に、腕時計界にも「クラシック回帰」の波が来ている。そんななか、ラルフ・ローレンが 1920 年代初頭から 30 年代にかけての時計への情熱に敬意を表し、明確な個性と永遠のスタイルを持つ美しい時計、「Polo Vintage 67(ポロヴィンテージ67) 」をリリースした。

Text by KOBAYASHI Miki

インク盛り盛りのインデックスが、ヴィンテージデザインの奥ゆかしさを感じさせる

なぜインク盛り盛りだったのか……。それは、精緻な印刷技術がまだ確立されていなかった1920年〜30年において、インデックスは、彫金師が数字を手彫りして、その上にインクを流し込んでいたからだ。本作は、その時代のデザイン的特徴を忠実に再現している。
2008年から続くラルフ ローレンのウォッチ&ファインジュエリーは、最高品質のスイス製ムーブメントとラルフ ローレンの最も象徴的なインスピレーションを組み合わせたもので、その中でもアール・デコ調はブランドが得意とするアプローチである。
また、1974年に公開された映画『華麗なるギャツビー』で男性の衣装を託されたのはラルフ・ローレンだった。フィッツジェラルド原作の小説『グレイト・ギャツビー』が書かれたのが1925年であるから、まさにアール・デコが花盛りのころが描かれている映画だ。
そこに登場するファッションは、スーツからジャケット、組み合わせる小物に至るまでどれも1920年代を感じさせながら美的センスが光る完璧な出来栄え。この時代に対するラルフ・ローレンの情熱が伝わってくる。
Polo Vintage 67(ポロヴィンテージ67)はそんな爛熟期を迎えたアール・デコの特徴を捉えた華麗なるタイムピース。アラビア数字のインデックスとケースフォルムが特徴的であり、ヴィンテージ感が漂うオニオンリューズが、小ぶりな 40mm ケースに魅力を添えている。
光沢のあるブラックラッカーの針が、無反射コーティングを施した美しいサファイアクリスタルの中で時を刻む、クラシカルなスタイルのこのタイムピースは、まるで世代を超えて受け継がれた家宝のようだ。
そんなクラシカルな外見ながら時計に搭載されたのは、スイス最高水準の精度で設計された手巻き機械式ムーブメント、キャリバーLJP7380。毎時 21,600 振動で作動し、パワーリザーブは90 時間という秀逸な機械である。
サファイアクリスタル製のケースバックからは、手作業で仕上げられたコート・ド・ジュネーブの縦ストライプとペルラージュと呼ばれる円形のグレイン仕上げのクラフトマンシップを見ることができる。
交換可能な光沢のある黄褐色のバーニッシュド・タンカーフストラップは、経年変化で美しい色艶を増していくので、さらに時計のヴィンテージ感を完成させるに違いない。
ポロヴィンテージ67 は、2022 年 10 月 28 日からラルフ ローレンの一部店舗およびwww.ralphlauren.comで販売されている。
ラルフ ローレン ポロ ヴィンテージ 67 コレクション
40mm オパーリンシルバーダイヤル – ステンレススチール

品番| 472907334005
ムーブメント|手巻き(スイス製メカニカルムーブメント、ラジューペレ社製)
パワーリザーブ|〜90時間
ケース径|40.0 mm
防水| 5気圧(〜50m)
ストラップ素材|ステンレススティールストラップ、カウカーフストラップ
*背面パッドは取り外し可能で、クラシックなデザインに変更することができる
問い合わせ先

Ralph Lauren
www.ralphlauren.com

                      
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