世界限定1本！　メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール東京モデル｜VACHERON CONSTANTIN

VACHERON CONSTANTIN｜ヴァシュロン・コンスタンタン

東京の景観をミニアチュールさながらにダイアル上に表現したユニークピース

ヴァシュロン・コンスタンタンが、都市の夜景をダイアル上に表現した「メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール」コレクションより、新たに東京をモチーフとしたモデルを世界限定1本でリリースした。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

独創的な手法で浮かび上がる都市の夜景

「メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール」は、下地にダークエナメルを施した文字盤の上に、鳥瞰図さながらに広がる都市の景観を描き出したシリーズだ。ジュネーブ、パリ、ニューヨーク、そして北京の幻想的な夜景に捧げられた4つのモデルからスタートしたこのシリーズに、新たに東京モデルが世界限定1本で発表された。

ヴァシュロン・コンスタンタンの職人たちによって3世紀近くも受け継がれてきたグラン・フー・シャンルべ・エナメルの技法と、書道に着想を得てキャンバスに宝飾素材のパウダーで絵を描くという技術を開発した日本人アーティスト・今井陽子氏をゲストに迎え、同氏が手作業でダイアルにゴールドやパール、プラチナ、ダイヤモンドの微細なパウダーを一つひとつ細心の注意を払いながら配する技巧が融合した、まさにユニークピースだ。

この繊細かつ豪華なアートは、その何万もの微細な粉の一つひとつが非常に厳密に配置された光の点によって堂々と広がる都会の景観を映し出し、その輝きの効果で道路や川、有名な建造物なども非常にリアルに描き出されている。今井陽子氏が作り上げたミニアチュールの絵画では、都市の景観を写実的な表現に移し変えるために、各都市を見下ろす視点を理想的な高さに定め、活気あふれる場所や交通密度といったものまでを様々な光の輝きで表現。忠実な"光の地図"として再現するために、数週間に渡るリサーチやいくつかの下準備を経て完成された、極めて高度なミニアチュールである。

ダイアルは、ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練したエナメリング職人によって、通りや庭園の形、川の流れなどを強調するためにシャンルべ・エナメルを使用。次に、決められた輪郭に沿って手作業でゴールド製の文字盤をくり抜き、透明の色エナメルを何度も塗り重ねてコーティングを施し、コーティングのたびに摂氏850度の高温でダイアルを焼成。さらに職人は、この「メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール」シリーズに際立った夜間の雰囲気を表現するために、半透明と暗い色調を微妙に組み合わせたという。

手作業で3カ月以上をかけて製作されたこのユニークピースは、ヴァシュロン・コンスタンタンのブティックのみで、世界限定1本で取り扱われる。

メティエ・ダール・ヴィル・ルミエール東京
Ref.｜86222/000G-B106
ムーブメント｜自動巻き（CAL.2460 SC）
パワーリザーブ｜約40時間
ケース素材｜18KWG
ケース径｜40mm
ストラップ素材｜ブラックのミシシッピ・アリゲーターレザー
防水｜3気圧
参考価格｜1160万円（予価、税別）
数量｜世界限定1本
販売｜ヴァシュロン・コンスタンタンのブティックのみで販売

問い合わせ先

ヴァシュロン・コンスタンタン
Tel. 0120-63-1755
http://www.vacheron-constantin.com

Photo Gallery フォトギャラリー