ブラックタイの夜会のように。ブラックオニキス文字盤を搭載した新作3モデル｜GIRARD-PERREGAUX

GIRARD-PERREGAUX｜ジラール・ペルゴ

ブラックオニキスを纏った「ヴィンテージ 1945 & 1966 インフィニティエディション」

ジラール・ペルゴより、ブラックオニキスダイアルを搭載した「ヴィンテージ 1945 インフィニティエディション」と「1966 インフィニティエディション」の計3モデルがリリースされた。「ヴィンテージ 1945 インフィニティエディション」は数量限定88本、「1966 インフィニティエディション」はケース径40ミリと30ミリの2モデルが各々数量限定188本で生産され、MR PORTERで独占販売後（「1966 インフィニティエディション」40ミリのみ）、世界各国のジラール・ペルゴ正規販売店にて取り扱われる。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

気品に満ちたシンプルなスタイルに静謐なブラックオニキスダイアルを搭載

「ヴィンテージ 1945 インフィニティエディション」と「1966 インフィニティエディション」は、純粋なブラックのオニキスダイアルを備えたドレスウオッチ。例えるなら、ブラックタイで装う夜会のエレガンスを備えたモデルだ。ノーブルなデザインや品格のある美しさ、そして伝説的なノウハウを体現するジラール・ペルゴの才能が遺憾なく発揮されている。

ジラール・ペルゴCEOであるパトリック・プルニエ氏は、この新作について「過去の美を表現しつつ、時代を超える美しさと機械式時計の長所を備える、現在そして未来にふさわしい洗練されたデザインとなっています。ジラール・ペルゴの多くの高級時計モデルとは異なり、複雑さを排し、代わりにすっきりとしたラインと優雅なプロポーションを取り入れました。3モデルとも明快な時間表示の、気品あるシンプルなスタイルで、ブラックオニキスを纏った洗練の鑑といった趣です」と述べた。

36.1×35.25ミリのレクタンギュラー型ケースの「ヴィンテージ 1945 インフィニティ」に対して、「1966 インフィニティ」には 30ミリ（レディース）と 40 ミリ（メンズ）の 2種類のケースが用意されている。いずれも、それぞれの時代のデザインをベースに、新しい表現手法としてオニキスをダイアルに採用。ジラール・ペルゴのチーフプロダクトマーケティングの責任者を務めるクレモンス・デュボア氏は、「ブラックオニキスをレクタンギュラーやラウンドといった形に合わせた文字盤に成形するのは非常に繊細な作業で、途方もないスキルが必要です。マニュファクチュール内での何カ月にも及ぶ 15種類もの入念な作業を経て初めて、モデルごとに特別な価値がもたらされるのです」と語っている。

ブラックタイの夜会のように。ブラックオニキス文字盤を搭載した新作3モデル｜GIRARD-PERREGAUX

「ヴィンテージ 1945 インフィニティエディション」は、1945 年に発表された美しいアール・デコの魅力を備えたオリジナルモデルのスタイルを受け継いだもの。スタイリッシュなレクタンギュラーケースは手首に沿うようにカーブがつけられ、極めて快適な着け心地だ。ドーフィン型の時・分針がピンクゴールド製インデックスを滑らかに辿り、簡潔に時刻を示す。リュウズとストラップはケースに溶け込むように組み込まれ、文字盤の上下にはエレガントなゴドロン装飾が施されている。自社製ムーブメントは、特許取得済みの「ラージデイト」表示を備え、これには 0.1ミリの間隔を空けた2 枚の独立したディスクが使用されている。ムーブメントは 282 個もの部品で構成されており、極めて読み取りやすく日付を表示する。

「1966 インフィニティエディション」は非常にシンプルなデザインで、スレンダーなケース、ラウンド文字盤、リーフ型針とピンクゴールド製インデックスと、どこから見てもクラシカルなスタイル。この洗練されたスタイルに相応しいレザーストラップが、ケースと一体化するように組み込まれている。さらに、シースルーケースバックからはピンクゴールド製ローターが設置された自動巻ムーブメントの姿を眺めることができ、12時位置に配されたピンクゴールドのブランドロゴが、この芸術的な組み合わせの完成度を一層高めている。

「ヴィンテージ 1945 インフィニティエディション」は 88本限定生産、「1966 インフィニティエディション」は 30ミリと40ミリのいずれも188本の限定生産。3 モデルとも、世界各国のジラール・ペルゴ正規販売店で取り扱われ、「1966 インフィニティエディション」の40ミリモデルのみ、先行してMR PORTERで独占販売の予定だ。