タグ・ホイヤーカレラスポーツクロノグラフ 160周年リミテッドエディション｜TAG Heuer

TAG Heuer｜タグ・ホイヤー

1965 年発表のカレラ“DATO 45”からインスパイアされた数量限定のニューモデル

2020年に創立160周年を迎え、タグ・ホイヤーは年間を通してブランドのアイコンである「タグ・ホイヤーカレラクロノグラフ」コレクションのリミテッドエディションを発表してきたが、その第3弾となる「タグ・ホイヤーカレラスポーツクロノグラフ 160周年リミテッドエディション」が発表された。ブルーダイアルとホワイトダイアルの2モデルで展開され、それぞれ数量限定1860本で取り扱われる。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takahi

アイコニックなデザインを継承する記念モデル

「タグ・ホイヤーカレラスポーツクロノグラフ 160周年スペシャルエディション」は、1965年に発表された回転式日付ディスク付きの初のタグ・ホイヤーの腕時計クロノグラフである、ホイヤーカレラ “DATO 45”にインスピレーションを得たモデルだ。

タグ・ホイヤーカレラスポーツクロノグラフ 160周年リミテッドエディション｜TAG Heuer

このモデルの一番の特徴は、12時位置に配された日付表示窓だ。初代ホイヤー 3147N “DATO 45”から継承されたデザインである、ホワイトの背景にレッドで表示された日付がくっきりと浮かび上がる。また、レッドの日付に合わせ、センターのクロノグラフ秒針にもレッドのラッカーを施し、さらに3時位置のカウンターにもレッドの導線が添えられている。このダイアルは両面に反射防止処理を施したドーム型面取加工サファイアクリスタルで覆われている。

ホイヤーカレラ DATO 45 3147N（1965年リリース）

タグ・ホイヤーのヘリテージ・ディレクター、カトリーヌ・エベルレ-デュヴォー氏は「160周年スペシャルエディションの製作にあたり、傑出したカレラモデルをすべて目にするという素晴らしい経験をしました。これは本当に特別なことだと思います。ホイヤーカレラ “DATO 45”のレファレンスナンバーである3147Nの選択は、勇気ある選択でした。なぜなら、珍しい位置に日付表示を配し、かつクリーンで視認性に優れたクロノグラフダイアルをデザインするということは、デザインチームにとって決して簡単なことではなかったからです。しかし、アイコンのアップデートやアップグレードを図り、立派にそのミッションを果たしました」と述べている。

ポリッシュ仕上げときめ細かいサテン仕上げを施したステンレススティール製44ミリケースに、タキメーター目盛り付きのブルーセラミックベゼルを装備。ブルーサーキュラーサテン仕上げを施したダイアルには、3時位置と9時位置にそれぞれ分と時間の経過を示すホワイトのアジュラージュ加工を施したサブダイアル、6時位置にはブルーオパーリンのパーマネントセコンドカウンターが配され、コントラストを際立たせている。

ホワイトダイアルモデルも、同じくポリッシュ仕上げときめ細かいサテン仕上げを施したステンレススティール製44ミリケースに収められているが、タキメーター目盛り付きのベゼルはブラックセラミック製で、シルバーオパーリンのダイアルとのコントラストが極めて大胆に表現されている。3時位置と9時位置に配された、ブラックのアジュラージュ加工を施したクロノグラフ分カウンターと時カウンターがさらに印象的なルックを演出し、6時位置にはホワイトオパーリンのパーマネントセコンドカウンターが配されている。

両モデルとも、ホワイトのスーパールミノバ®を塗布したロジウムコーティングのアプライドインデックスと時針・分針を採用し、あらゆるコンディションで優れた視認性を確保。ダイアルにはロジウムコーティングの「TAG Heuer」ロゴが施され、自社製ムーブメント「CARRERA HEUER 02 80 HOURS」の文字がプリントされている。

そしてケースバックには、リミテッドエディションであることを示す「ONE OF 1860」の文字がエングレーブされ、ケースバックのサファイアクリスタル越しに160周年スペシャルロゴ入り自動巻きローターを搭載した自社製ムーブメントホイヤー02を鑑賞できる。この卓越したリミテッドエディションは、タグ・ホイヤー創立160周年を記念してデザインされたスペシャルボックスに収められて取り扱われる。