1960年代の名車を表現した新作「トップタイムクラシックカーズ」｜BREITLING

BREITLING｜ブライトリング

1960年代のクラシックカーにオマージュを捧げる「トップタイムクラシックカーズ」全3機種が登場

1960年代のクラシックスポーツカーへオマージュを捧げるカプセルコレクション「トップタイムクラシックカーズ」全3機種が発表された。アメリカ車の文化を代表するシボレーコルベット、フォードマスタング、シェルビーコブラからインスピレーションを得た、モダンレトロなレーシングクロノグラフだ。

Text by OZAKI Sayaka

クラシックカーの大胆なカラーリングとレトロなデザインを現代的に表現

1960年代の名車を表現した新作「トップタイムクラシックカーズ」｜BREITLING

ブライトリングの新作「トップタイムクラシックカーズ」は、1960年代のクラシックスポーツカーへのオマージュを込めた画期的なレーシングクロノグラフだ。アメリカ車の文化を代表するシボレーコルベット、フォードマスタング、シェルビーコブラからインスピレーションを得た3つのモデルが展開される。

特徴は、大胆なダイアルカラーにオレンジとイエローまたはレッドとブルーの差し色、レースをテーマにしたカーフスキンレザー製のストラップだ。ステンレススチール製のケースバックには、各自動車のロゴを刻んだ印象的なディテール、そしてクロノグラフの積算計がデザインを引き締めている。3つのモデルはすべて、最大10気圧／100メートルの防水性を備えている。

まず、レッドとブラックの「トップタイムシボレーコルベット」は、愛好家が「スティングレイ」とも呼ぶ1960年代半ばのコルベットC2の鮮烈なデザインを反映したタイムピースだ。続いて、グリーンとブラックの「トップタイムフォードマスタング」は、1964年に記録的な早さで開発され、価格が手頃でコンパクトなスポーツカーという新ジャンルを生み出した車にインスピレーションを得たもの。同車はすぐにロックスターやハリウッド俳優たちの手に渡り、銀幕の中でも象徴的な役割を果たした。

「トップタイムシェルビーコブラ」は、ブルーとブラウンの組み合わせが印象的なモデル。このモデルのムードボードは、アメリカを代表するレーシングカードライバーでありメーカーでもあるキャロル・シェルビーが、1960年代のレース用に製作したもの。イギリスの伝統的な車体デザインとアメリカのレーシング技術と創意工夫を組み合わせた驚異的なマシンをモチーフに、ブルーにホワイトのレーシングストライプという特徴的な塗装が施されている。これらは「若くアクティブなプロフェッショナル」向けにデザインされた1960年代のオリジナルのブライトリングトップタイムに敬意を表しながらも、当時よりも自由なスピリットを表現したタイムピースなのだ。

42ミリ径ケースを採用した「トップタイムシボレーコルベット」と「トップタイムフォードマスタング」は、COSC公認クロノメーターのブライトリングキャリバー25、自動巻き1/8秒クロノグラフムーブメントを塔載し、約42時間のパワーリザーブが備わる。どちらもタキメーター目盛りと、コントラストが際立つブラックのサブダイアル3つ、そしてダイアルの12時位置にはそれぞれ車のロゴが配されている。

小ぶりな車体と同様に、40ミリ径ケースを採用した「トップタイムシェルビーコブラ」は、COSC公認クロノメーターのブライトリングキャリバー41、自動巻き1/4秒クロノグラフムーブメントを搭載し、パワーリザーブは約42時間。ホワイトのタキメーター目盛り、コントラストが際立つホワイトのサブダイアルふたつ、6時位置にはコブラのロゴが配されている。