CARL F. BUCHERER|カール F. ブヘラ“Golden Balance Wheel 2009”を受賞
WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2015年5月1日

CARL F. BUCHERER|カール F. ブヘラ“Golden Balance Wheel 2009”を受賞

CARL F. BUCHERER|カール F. ブヘラによる

マニュファクチュールムーブメントが“Golden Balance Wheel 2009”を受賞

カール F. ブヘラの自動巻きキャリバー「CFB A1000」が世界の優れたムーブメントを評するコンテスト“Goldene Unruh(Golden Balance Wheel)”の特別技術賞を受賞した。

ドイツの時計専門誌である“Uhren Magazin”の主導で行われるこのコンテストは、自社製キャリバーの開発とその独創力を評価することを目的とするもの。賞を設定することで、機械式時計の技術的な基盤を改めて作り上げるためのコンテストだ。

今回受賞したカール F. ブヘラによる自社製自動巻きキャリバー「CFB A1000」ももちろんその意図に違うことのない、豊かな発想力から生まれたもの。技術力と美しさとの両方を併せ持った、画期的なムーブメントである。

この「CFB A1000」は昨年のバーゼルワールドで発表されてたちまち話題を呼んだが、自動巻きであるにもかかわらず、ムーブメントの上ではなく外周に沿って回転するリング式ローターを採用しており、両方向の巻き上げシステムを特長としている。

ツアー31日目│2009.04.17の1枚

「パトラビ エボテック デイデイト」
「CFB A1001」搭載。9時位置に曜日、左上にビッグデイト表示。自動巻き。ステンレススティールケース×カーフストラップ。140万7000円。今秋入荷予定。

この外周で回転する「ペリフェラルローター」によって、自動巻きながらムーブメントの美しさをあますことなく堪能できるシステムだが、それゆえムーブメントの仕上げにももちろん余念はない。ヘアラインとサンドブラスト仕上げ、そしてダイヤモンドカットが丁寧に施されたムーブメントは、まさしく美観の域に値する。実用性はもちろん、腕時計の細部にこそ美しさを求める人々のために考えられたというムーブメントだ。

折しも今年はバーゼルワールドで、「CFB A1000」をベースとした「CFB A1001」搭載のモデルが発表されたばかり。日本には今秋に入荷予定というこの好機の年、世界で評価されたこのムーブメントをぜひ手にとってみてはいかがだろう。

ブヘラジャパン
Tel. 03-6252-3481

           
Photo Gallery