ルミノール 1950 サブマーシブル ３デイズ オートマチック カーボテック™ 47mm

強靭な新素材を採用したオールブラック

個性あふれる逆回転防止ベゼルを装備した本格ダイバーズ「サブマーシブル」に新たにチタンケースが2モデル登場するとともに、この新素材“カーボテック™”に多くの注目が集まっていた。新素材のカーボテック™とは、ポリマーエステルシートにカーボンファイバーを高圧で圧着させ、ケース形状に成型していくという独特の新素材。強靭にして軽量、退色や腐食も発生せず、ノンアレルギー。腕時計に採用されるケースとして申し分がない。

表面はカーボンファイバーの層により、うっすらと不規則なストライプ状の模様が生じていて、マット調のオールブラックの表面に個性を与える。小針やインダイヤル、さらには、ブレスレットに配された「OP」ロゴのライトブルーが鮮烈で、カラーリングでも人気の出るモデルとなりそうだ。

ケース｜カーボテック™
直径｜47mm
ムーブメント｜自動巻き（Cal.P.9000）、
機能｜日付表示、潜水時間表示用のミニッツマーカー入りの逆回転防止ベゼル
ストラップ｜ブラックラバー
防水性｜300ｍ
発売時期｜2015年秋予定

ラジオミール 1940 イクエイション オブ タイム エイトデイズ アッチャイオ 48mm

天文表示の奥深さをさり気なく表現

人間が考案した客観時間と、太陽位置からくる真太陽時には、実は微妙な差が生じる。太陽をめぐる地球の公転軌道は所々に歪みのある楕円形で、地球の自転軸は傾いているためだ。客観時間と真太陽時の誤差＝均時差（イクエイション オブ タイム）は、１年に最大±15分もある。その均時差を6時位置のゲージに表示するのが、「イクエイション オブ タイム」だ。

この機構は、通年を通じた均時差を精密な機械式メカによって示すことができる複雑機構で、表示はさりげないが、そこには壮大な天文の運行が反映されている。また、3時位置のインダイヤルが日付の「月」、ムーブメントの裏ブタ側にはパワーリザーブを配し、実用性も併せ持っている。

ケース｜ステンレススチール
直径｜48mm
ムーブメント｜手巻き（Cal.P.2002/E）
機能｜均時差表示、月表示、日付表示、パワーリザーブ表示
ストラップ｜アリゲーター
防水性｜10気圧
限定数｜世界200本
発売時期｜2015年春予定

マーレノストゥルム チタニオ 52mm

伝説を腕に着ける愉悦

「マーレノストゥルム」はラテン語で“我らの海”を意味し、1943年にイタリア海軍の甲板将校用のクロノグラフとして開発されたプロトタイプがオリジナルだ。この年は第二次世界大戦でイタリアが戦場となり、制式採用にならなかった幻の時計とシテ知られる。1993年から何度か限定モデルとして復刻され、久々の登場となる。

今回、サイズは当時のまま、ケースバックをソリッドなスクリューバックとし、文字盤の段差構造を再現するなど、細部まで再現性を重視していることが特徴。ムーブメントもかつてのミネルバのオールドムーブメントをベースにするCal.OP XXVを搭載し、限定数も絞ったレアモデル。ただし、ケースは最新の技術で成型されたチタン製。現代的な文字盤の色も以前のモデルと異なるブラウンが採用されている。チタンケースの採用など時計として実用性も兼備したモデルといえる。

ケース｜チタニウム
直径｜52mm
ムーブメント｜手巻き（Cal.OP XXV）
機能｜クロノグラフ（30分積算計）
ストラップ｜カーフ
防水性｜3気圧
発売時期｜2015年夏予定

オフィチーネ パネライ
0120-18-7110
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