イタリアの有名なエロティック漫画雑誌アーティストのミロ・マナラと、伝説的なウォッチメーカーのユリス・ナルダンが協力し、10点のイラストレーションをダイアルに再現した魅惑的なエロティックウォッチをリリース。

人魚と女性が時間を超越した想像上の海で出逢って恋に落ち、やがて愛し合うラブストーリーが展開される。

ユリス・ナルダンは、このイラストレーションを150年にわたる時計製造で培った知識と経験をもとに、マイクロペインティング技術を駆使してダイアル上に再現。

スイスの山に囲まれた高台にあるル・ロックルに構えたユリス・ナルダン本社で、熟練の技術者が約50時間をかけてオリジナル版の水彩画よりもおよそ10分の1サイズのダイアルに、マナラの絵を縮小し細部に至るまで完璧に描いている。

海のディープブルーからコーラルカラーのバリアリーフに、水面のさざ波の非常に細かい部分や人魚の唇や宝石の色まで、

イタリア人アーティスト、ミロ・マラナ氏。

ミロ氏の作品をもとに、文字盤上に複製していく。

すべてまつ毛1本分の幅のブラシを用いて手作業でペイントが施された。

アクリル絵の具で描いた面にはトップコートとしてラッカーが塗布され、エロティックな場面の美しさをいっそう引き立てている。

また、自動巻きムーブメントには自社製キャリバーUN-320が搭載され、シリシウムを使用した技術で駆動するが、これはユリス・ナルダンが10数年の歳月をかけてマスターしたテクノロジー。

表示は、ダイアルに絵を描くスペースを最大限に生み出すために時と分のみ、針も各ウオッチの主役を絵にするために控えめにあしらわれた。

ケース径は40ミリとやや小ぶりで、ストラップにはマナラが指定した色調に合わせてダークブルーのアリゲーターレザーを組み合わせている。

10種のスペシャルエディションは、イラストレーション1点につきポリッシュ仕上げのSS製モデル1本、RG製モデル1本ずつの製造を予定しており、合計わずか20本の貴重なコレクションとなる。