衛星電波時計の先駆モデル「サテライトウエーブ」。7年の時を経て、新作が誕生|CITIZEN
CITIZEN|シチズン
初代サテライトウエーブのデザインコンセプトを継承した
世界数量限定モデル、今秋発売決定!
2011年に初登場し、爆発的人気を博したエコ・ドライブ衛星電波時計「サテライトウエーブ」。次世代への期待感をストレートに表現した本作だが、バーゼルワールド2018でついにその新作が明らかになった。新作では受信後の時刻修正の高速化に加え、外装においても各所に改良が加えられている。
Text by KOIZUMI Yoko
運針速度がスピードアップ
「サテライトウエーブ」とは、世界で初めて人工衛星から時刻情報を受信し、正確な時を刻む光発電衛星電波時計のこと。2011年に初代モデルとなる「SATELLITE WAVE」をリリースして以降、シチズンは衛星電波時計市場を切り開いてきた。
初代モデルでは、地上2万kmの宇宙空間を周回する人工衛星から時刻情報を取得する画期的な機構に加えて、宇宙を身近に感じさせる独自のデザインコンセプトも高評価を得て、大人気に。さらに本数限定だったことから、たちまち売り切れてしまった経緯がある。
新作では初代のデザインコンセプトを継承しつつ、ムーブメントはF900をブラッシュアップしたF990を搭載する。F990は運針の速度にもこだわり、前機種と比べて2倍のスピードで時刻合わせが可能となった。
ラグから独立したケースは地球を、ガラスベゼルによって浮いたように見える金属リングは、電波を送る人工衛星の軌道を表現。また奥行きのある多層文字板ではロケットエンジンをイメージ。ケースにはスーパーチタニウム™※1を採用し、厚みを抑えることで装着感も向上させている。
新作は2モデルを用意。初代を彷彿とさせるグリーンを活かしたCC7005-16Eでは電離層に輝くオーロラをイメージしている。一方、CC7005-16Fは宇宙空間を周回する人工衛星を想起させるモノトーンでまとめ、それぞれ魅力を宿している。
各世界数量限定1500本が用意されるが、同モデルは海外人気も高いことから、日本市場に何本用意されるかは未定だ。
パワーリザーブ|フル充電時5年可動(パワーセーブ時)
ケース素材|スーパーチタニウム™(デュラテクトDLC)
ケース径|48.5mm(設計値)
ケース厚|18.25mm(設計値)
ストラップ素材|ウレタン
防水|5気圧
予価|34万円(税別)
限定数|各世界限定1500本
発売|今秋発売予定