バーゼルワールド2018にて、エコ・ドライブ ワン新作、世界数量限定モデルを発表|CITIZEN
CITIZEN|シチズン
世界最薄エコ・ドライブムーブメントを搭載する
「エコ・ドライブ ワン」のラインナップがさらに拡充
エコ・ドライブ ワンに、サーメットケースにアルティックベゼルを組み合わせた世界限定モデル、そして同コレクション初となるスーパーチタニウム™ケースモデルが新たにラインナップする。
Text by KOIZUMI Yoko
硬質素材アルティックをケースに初採用
バーゼルワールド2018において、2.98mm(設計値)という世界最薄のケースを特徴とするエコ・ドライブ ワンの新作が発表された。エコ・ドライブ ワンとは、薄さ1.00mmのムーブメントを内包した世界最薄の光発電エコ・ドライブモデル。バーゼルワールド2016で発表され、究極の薄さを実現したその技術およびデザインが世界各国のメディアから評価されたシチズンのフラッグシップモデルである。
まずは極めて硬い素材であるアルティックをベゼルに採用した世界限定モデル。アルティックとは、アルミナ(酸化アルミニウム)と炭化チタニウムの複合材料で、ビッカース硬度(HV)約1900という硬さを持つ。その特徴を生かして通常は金属の切削工具に用いられてきたが、キズに強いことに加え、研磨することにより奥行きのある美しい輝きを得られることから、エコ・ドライブ ワンの外装部材に採用となった。高硬度ゆえに加工が難しいアルティックを腕時計に用いる初のモデルとなる。
ケースに採用されるサーメット※1とのコントラストも見事で、これまでにない世界観を創り出している。生産本数は、世界数量限定1000本。
一方、シチズン独自素材であるスーパーチタニウム™※2をケースとバンドに初めて採用した3モデルが同時にラインナップする。ケース厚はわずか3.53mm(設計値)。加工が難しいチタニウム素材をこの薄さに仕上げられるのは、チタンの素材開発の先駆者であるシチズンゆえである。
ケース表面には、シチズン独自の表面硬化技術デュラテクトα※3が施されており、エコ・ドライブ ワンのラインナップのなかでも最高の硬度を実現している。
文字板にはサファイアガラスが使われ、これまでにない色合いと質感も魅力。直径は36.5mm(設計値)と、男女問わず使いこなせるサイズとなっている。
ともに今秋発売予定。