マーティン ブラウン|フランク・ミュラーグループ、その多彩なる世界
MARTIN BRAUN|マーティン ブラウン
“宇宙”をテーマとした独創的な才能
ドイツを代表する時計師であるマーティン・ブラウンは、1998年に自身の名を冠したブランドを設立。
その後フランク・ミュラー・グループへと加わり、壮大な“宇宙”をテーマとした時計作りを続けてきた。
天文学に影響を受けた個性的な時計製作
マーティン・ブラウンは1964年、ドイツの産業と文化の中心地であるカールスルーエに生まれた。
彫金師だった父親の影響もあり、幼少のころから時計に興味を抱いてきた彼は、フォルツハイムの有名な時計学校に進学。優秀な学生として名を馳せ、1792年~1806年に使われていたカレンダーシステムに基づく日付・ムーンフェイズ・均時差表示付きの複雑なテーブルクロックを卒業時に製作。
その時計がまさしくその後の製作指針を築く礎となり、1998年には自身の名を冠したブランドを設立する。
卒業制作にも組み込んだエクエーションなどの"天文学"、時計店で技術を磨いていた時代にヴィンテージウォッチから学んだ“ルネサンス様式”への強い憧憬。このふたつの要素が、彼の時計作りに大きな影響を与えることとなる。その後、10年という長い時間をかけて製作した「EOS」を発表。2001年のバーゼルフェアでは大きな反響を呼ぶ。
壮大な“宇宙”をテーマに、独創的な時計製作を続けてきたマーティン・ブラウン。現在はフランク・ミュラー・グループとともに製作を行うことで、
ほかにはない個性のさらなる高みを目指している。
2009年の新作
Hyperion|イペリヨン
マーティン・ブラウンの時計はつねに、ギリシア神話に登場する神の名をモデル名としてきた。
ギリシア神話の日の出の女神を意味する「EOS(イオス)」(2001年)から始まり、「Boreas(ボレアス)」(2003年)、「Astoraios(アストライオス)」(2005年)、「Kephalos(ケファロス)」(2008年)などがコレクションに存在する。今年の新たなる顔は、大地の女神ガイアと天の神ウラヌスの息子である「Hyperion(イペリヨン)」。ギリシア神話において“天体の父”と呼ばれる神の名をつけたトゥールビヨンだ。
月がリアルタイムに満ち欠けする独自のレトログラード・ムーンフェイズを搭載。かねてから念願であったというトゥールビヨンを、マーティン・ブラウンならではの宇宙という独創的テーマで表現したニューモデルである。
ムーンフェイズ表示は、満月もしくは新月に達するとディスクが逆戻りする。122年と1/2日で1日分の誤差という、調整可能なムーンフェイズの中で最も正確な表示を実現した。
手巻き、YGケース×アリゲーターストラップ
1433万2500円
フランク・ミュラー ウォッチランド東京
東京都中央区銀座5-11-14
Tel. 03-3549-1949
営業時間|12:00~20:00(年中無休)
フランク・ミュラー ウォッチランド大阪
大阪府大阪市中央区南船場3-9-15
Tel. 06-6251-4101
営業時間|12:00~20:00(年中無休)
フランク・ミュラー ウォッチランド福岡
福岡県福岡市中央区天神2-3-24
Tel. 092-739-1949
営業時間|12:00~20:00(月曜定休)
http://www.franckmuller-japan.com/