ジャケ・ドローならではの大胆な素材の組み合わせに注目

18世紀に活躍した天才時計師、ピエール-ジャケ・ドローの哲学を伝承した超高級機械式時計ブランド、ジャケ・ドロー。

今回開催される「ジャケ・ドロー ニュー コレクションフェア 2012」では、ジャケ・ドローの意匠を継承しつつも独特のキメと柔らかな質感が魅力の高温焼成エナメルと華やかなレッドゴールドを組み合わせたものや、天然石ならではの深みのある黒が美しいブラックオニキスと金属のクールな輝きが存在感を放つステンレススティールとを組み合わせたものなど、大胆な素材の組み合わせによりさらに輝きを放つ逸品の数々を取り揃える。

JAQUET DROZ NEW COLLECTION FAIR 2012
期間｜2012年10月5日(金)～10月21日(日)
会場｜BEST 新宿本店 4階
東京都新宿区新宿3-17-12
Tel. 03-5360-6800
営業時間｜11:00～20:00
http://www.ishida-watch.com/

左から、エクリプス オニキス
価格｜173万2500円（品番：J012630270）
ケース素材｜ステンレススティール/文字盤：オニキス
グラン・セコンド オフセンタード アイボリーエナメル
価格｜220万5000円（品番：J006033200）
ケース素材｜18K レッドゴールド/文字盤：“高温焼成”エナメル
グラン・ウール オニキス
価格｜103万9500円（品番：J025030270）
ケース素材｜ステンレススティール/文字盤：オニキス
共通仕様｜ケース径 43mm/自動巻き/68時間パワーリザーブ/3気圧防水/アリゲーターストラップ

BRAND HISTORY

18世紀に活躍した天才時計師、ピエール-ジャケ・ドロー。彼は1738年に時計工房を開き、当時流行していたオートマタ（機械式からくり）の製作において優れた技術力と装飾技法を発揮。スペイン王室御用達の時計師としての地位を獲得すると、晩年は息子のアンリ・ルイとともに、ロンドン（1774）、ジュネーブ（1784）に拠点を移しながらも時計づくりに専念。世界中の王侯貴族から寵愛を受けつづけた。

この偉大な時計師が築き上げた時計工房は後継者不在という理由で19世紀半ばに一時閉鎖するも、そのまま歴史から葬られることを惜しんだスウォッチ グループが20世紀末より復興プロジェクトを展開。2000年には世界中の投資家たちのもとにあった株式の大半を買い戻し、ジャケ・ドローの名を現代に甦らせたのである。

かつての伝統的な時計製造技術と現代の最先端技術が融合した21世紀のジャケ・ドローは、創業者が3つの土地に開いた時計工房と彼が活躍した都市に敬意を表したコレクション名を中心に、3針仕様からトゥールビヨンや永久カレンダーまで幅広い製品が揃う。さらに、そのいずれのモデルも文字盤にはオパーリンやエナメル、天然石などを、ネジや針には一貫してブルースチール製をほどこすなど、つねに最高品質の素材を使用している。こうして、クラシックでありながら新鮮さを併せもつ、独自の世界観を築き上げているのである。

【創業年】1738年
【創業地】スイス、ラ・ショー・ド・フォン
【主なシリーズ名】レジェンド・ジュネーブ、アーバン・ロンドン、マジェスティック・ベイジン、
コンプリケーション・ラ・ショー・ド・フォン、エレガンス・パリ
【問い合わせ先】ジャケ・ドロー／スウォッチ グループ ジャパン　Tel. 03-6254-7288

公式サイト：http://www.jaquetdroz.com/