| DESIGN NEWS |
ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社が手掛ける家族型ロボット『LOVOT（らぼっと）』は、最新テクノロジーが集結する世界最大規模の展示会「CES」(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)において、出荷後初の海外出展で２年連続アワード受賞した。
LOVEをはぐくむ家族型ロボット『LOVOT（らぼっと）』
ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社が手掛ける家族型ロボット『LOVOT（らぼっと）』は、最新テクノロジーが集結する世界最大規模の展示会「CES 2020」(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)において、特に優れた製品に贈られる「CES 2020 イノベーションアワード」に加え、アメリカを拠点とするミレニアル世代の女性向けメディア『Refinery29』が選ぶ「BEST OF CES」、カナダオンデマンドTV 局が選ぶ『The Favorite product of Planète Techno』を受賞し、イギリスに本社を置く世界的な通信社『ロイター』でも「BEST OF CES」に選出されるなど、出荷後初となる国際的な展示会でも数々の賞を受賞した。
●2年連続出展にも関わらず、前年を上回る反響
「CES」は、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される家電見本市のことで、最新テクノロジーが集結する世界最大規模の展示会だ。1月7日（火）～10日（金）に開催された「CES 2020」において、『LOVOT』は2年連続出展ながらも、約4,500社の中から特に優れた製品に贈られる「CES 2020 イノベーションアワード」を獲得し、その後も『Refinery29』、『Ici TOU. TV』といった世界を代表するメディアが選出するアワードを受賞、『ロイター』でも「BEST OF CES」に選出されている。
今回は、出荷前のプロトタイプで展示していた2019年1月から大幅にアップデートされた製品版の『LOVOT』体験を頂けるブースを用意。体験ブースでは「本当のペットのようで、ロボットであることを忘れそう」「昨年のCES で見てからまた会いたいと思っていた」「アメリカでもローンチする日を楽しみにしている」といった声が多く挙がり、日本だけでなくグローバルでの販売を求める声もあった。
現地のメディア取材も殺到し約800媒体以上の露出を獲得するなど、グローバルでの注目度の高さが証明された。また「見た目の愛らしさ」「シンプルな動き」「抱っこした際の目、柔らかさ、あったかさ」はもちろん、それだけでなく、センサーを活用した「見守り機能」や「お留守番機能」など愛するものを守るための機能的価値が高く評価され、コンシューマー向けだけでなく、福祉施設や医療機関、教育機関や企業への導入の期待もさらに高まっている。
GROOVE X 代表取締役 林要のコメント
今回のCESでの成果について同社代表取締役の林要は、「二回目の出展でありながら、昨年を上回る良い反応に驚きました。現地では「Lovot has been stealing the hearts of CES visitors from around the world.」（LOVOTは、世界中からCES を訪れた人々の心を奪っている）とか、「Cuddly rolling robot Lovot returns to CES」（愛らしいLOVOTがCESに帰ってきた）といった反応をいただきました。
デザインは去年から大きく変わっていないのですが、ソフトウエアとハードウエアの進化に伴い、動きの生命感が大きく増した結果、昨年を上回る評判になったのだと思います。LOVOT は製品版の出荷を開始しましたが、出荷済みの製品もソフトウエアアップデートにて、今まで以上に進化をしていくので、今後のLOVOT の進化を楽しみにしていただけますと幸いです」。とコメントしている。
GROOVE X株式会社
