世界を魅了するYosi Horikawaのサウンド

環境音や日常音を録音・編集して音楽を構築する唯一無二のサウンド・クリエイター、Yosi Horikawa。2009年にフランスの「エクレクティック レコード」から発表した初のEP『Touch』 が、仏国営ラジオ局にピックアップされ話題を呼ぶ。2010年にはフランス・トルヴィルで開催されるムービーフェスティバル「オフコーツ」にも招聘され、自身のミュージックビデオや映画音楽の制作に関わる。

2011年、RBMA マドリードに参加。ドリアン・コンセプトやアネノン、ジェシー・ボイキンス三世などとのセッションを重ねる。

2012年にアドヴァンスドミュージック、ニューメディアアートの世界的な祭典「ソナー バルセロナ」にてパフォーマンスを披露。発表したEP『Wandering』は、ニンジャ・チューンのDJフードやボノボなどから絶賛の声が届くなど、世界的な注目を浴びた。

2012年にアドヴァンスドミュージック、ニューメディアアートの世界的な祭典「ソナー バルセロナ」にてパフォーマンスを披露。発表したEP『Wandering』は、ニンジャ・チューンのDJフードやボノボなどから絶賛の声が届くなど、世界的な注目を浴びた。

2013年6月、初のアルバム『Vapor』をイギリス「ファーストワード レコード」よりリリース、世界ツアーをおこなう。「ディメンションズ」や「タウロン ノワ ムジカ」などの大型フェスティバルや著名なライブストリームチャンネル「ボイラールーム」などで演奏をおこなう。アルバム『Vapor』は『The Japan Times』誌やさまざまな媒体において「Best Album of 2013」に選出。また、建築家・隈研吾の作品でサウンドデザイナーとして指名されるなど、多方面で活動を展開する。

屋久島の生命力を音で再現した映像作品の完全版を限定公開

先日発表された『LAYERED MEMORIES -serching for the sound with Yosi Horikawa-』は、Yosi Horikawaの長年の夢であった鹿児島県・屋久島でのフィールド・レコーディングを追ったドキュメンタリー作品。彼の音楽的背景と哲学、自宅スタジオでの楽曲の制作過程など、創作活動のすべてを紹介している。

今回の撮影では5.1chサラウンドでの音声収録が実現（※本ページ上映像はステレオ2.0ch出力）。先日おこなわれた上映会では、場内に複数のスピーカーを持ちこみ、まるでその場にいるような臨場感で彼が経験した屋久島の世界観を体感することができた。ドキュメンタリーは、屋久島の縄文杉、生き物の声、大自然の音を再現した楽曲『YOGGO』のライブパフォーマンスで締めくくられる。

この26分の完全版は、本ページ上での限定公開。ぜひ、フルスクリーン、大音量で楽しんでいただきたい。

『LAYERED MEMORIES -serching for the sound with Yosi Horikawa-』
Director/Editor: Tomo Suzuki (TOKYO)
Producer: Yas Osawa (TOKYO)
Cinematographer: Tetsuro Hirano, Kasumi Akito
Audio: Nao Tani, Wataru Katsumi (TSP)
Colorist: Masahiro Hasegawa
Audio Mix: Akira Osabe (Qtec)
Lighting: Yoshiaki Takahashi

Special Thanks:
Kenshin Watanabe (Guide Office Yakushima), Masayoshi Fukai (SOL),
Temporary Contemporary, STY, Image Studio 109, Qtec

レッドブル・ミュージック・アカデミー公式サイト
http://www.redbullmusicacademy.jp/jp/home/