将来を期待されたシンガーソングライター、ロドリゲスの運命を探る

ジョージ・ハリスン、ボブ・マーリー、サンタナ、TOTO──。ミュージックシーンに偉大な足跡を残すアーティストの名作をスクリーンで楽しめる、ファン垂涎の『大人の音楽映画祭～レジェンドたちの競宴～』。

『クイーン ハンガリアン・ラプソディ：ライブ・イン・ブダペスト’86』

『ジョージ・ハリスン／リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』

『ポール・マッカートニー／ライヴ・キス 2012』

この映画祭は、彼らレジェンドたちとほぼ同世代のシンガーソングライター、ロドリゲスの数奇な人生を綴ったドキュメンタリー映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』が、3月16日（土）から公開されるのを記念して企画された。

『シュガーマン 奇跡に愛された男』は、アメリカ・デトロイトで期待されてデビューしたものの、2枚のアルバムが商業的に失敗し、音楽シーンから姿を消してしまったロドリゲスの物語。しかし、ロドリゲスの音楽は当人の知らないところでアパルトヘイト真っただ中の南アフリカで大人気となり、アルバムは爆発的なセールスを記録していた。1990年代に入り、南アフリカの熱狂的なファンはすでに死亡したといわれているロドリゲスがめぐる運命を探るべく調査を開始。そして、驚くべき真実に直面する──。

優れたインディペンデント映画の“発掘場所”として知られるサンダンス映画祭のワールドシネマ観客賞や、モスクワ映画祭の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で注目を集めている名篇が日本上陸を果たす。

新作や往年の名作を一挙に上映

また、映画祭では1970年代の華々しいディスコ全盛期の立役者となったヴィレッジ・ピープルやクール＆ザ・ギャング、グロリア・ゲイナーらの貴重なインタビュー映像や記録映像、そして音楽を通して知られざる“ディスコ革命”を浮き彫りにする『ディスコ・レボリューション』や、ボサノヴァの生みの親のひとりといわれ、ブラジルを代表するミュージシャンのアントニオ・カルロス・ジョビンの音楽と映像が融合する『アントニオ・カルロス・ジョビン』といった新作を上映。

『ディスコ・レボリューション』

『ボブ・マーリー／ルーツ・オブ・レジェンド』

さらに、ローリング・ストーンズとジャン＝リュック・ゴダールという奇跡のコラボレーションを果たしたロック史に残る傑作ドキュメンタリー『ワン・プラス・ワン』、『ジョージ・ハリスン／リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』、『ボブ・マーリー／ルーツ・オブ・レジェンド』といった名作もランナップされている。

『大人の映画祭～レジェンドたちの競宴』

☆角川シネマ有楽町

日程｜2月9日（土）～4月12日（金）

会場｜角川シネマ有楽町

東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館8F
http://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/

☆梅田ガーデンシネマ

2月9日（土）～3月22日（金）梅田ガーデンシネマ

会場｜梅田ガーデンシネマ

大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト4F
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/

＜上映作品一覧＞