太宰府天満宮の公式土産を「ビオトープ」がプロデュース|doinel
doinel|ドワネル
太宰府天満宮の公式土産を「ビオトープ」がプロデュース
輸入雑貨や食料品、自然派ワインなどを扱う青山の人気ショップdoinel(ドワネル)。その運営母体である「ビオトープ」が太宰府天満宮公式のお土産「梅とうぐいす」をプロデュース、2017年1月28日より発売される。この発売に伴い、2017年1月15日までの期間、doinelにて先行販売を行うこととなった。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
太宰府天満宮×鹿児島睦×鈴懸。福岡を拠点とする三組のコラボレーション
太宰府天満宮は福岡県太宰府市にある菅原道真公の御墓所の上にご社殿を造営し、その御神霊を永久にお祀りしている神社。「学問・至誠・厄除けの神様」としてして、年間800万人もの人が参拝に訪れる。全国約12,000社ある天神さまをお祀りする神社の総本宮であり、御神木である飛梅をはじめ約6000本の梅の花が咲き誇る境内は日本有数の梅の名所としても有名だ。その梅の花をモチーフとして陶芸家でありアーティストの鹿児島睦が描いた図案を元に、博多で90年以上の歴史を持つ和菓子の老舗鈴懸が上品なお菓子に仕上げた。「梅とうぐいす」と名付けられたこのお菓子の背景には“福岡”という共通点が柱となっている。
図案を担当した鹿児島睦は福岡県生まれの陶芸家・アーティストで、福岡市内のアトリエで陶器やファブリック、版画などを制作している。近年、その人気は日本だけに留まらず、L.Aや台北、ロンドンなどでも個展を開催するなど世界中にファンが広がっている。 国内外のブランドへの図案の提供なども行なっており、国際的なアートプロジェクトへの参加や、壁画制作などその活動は多岐に渡る。
そんな鹿児島の図案をお菓子に仕上げたのも同じく九州は博多で90年以上の歴史を誇る鈴懸。「現代の名工」に賞された初代・中岡三郎の教えに基づき、厳選した自然素材に由来する味と技を極め、現代に合ったデザインやプレゼンテーションも積極的に行い様々な年代に愛されている和菓子の名店だ。現在では、喜ばれる福岡土産として広く知られている。
そんな和菓子の老舗、鈴懸が手がけた「梅とうぐいす」はさらさらとした粒子の細かい和三盆を用い、滑らかで上品な甘さが特徴。太宰府天満宮のお印を型押しした和紙でくるまれた木箱のパッケージは贈答品としても喜ばれることだろう。中身は4種類の梅の花とうぐいすの5個入り。太宰府の歴史にまつわるスパイスである「シナモン」と「ヨモギ」を練りこんでいる。また、鹿児島氏の図案が映えるよう、一般的なお菓子よりも一回りおおきなサイズになっているのも特徴だ。細かい花弁のディテールやうぐいすの表情に至るまで、図案に基づき職人の手によって表現されている。
日本茶のお茶請けとしてはもちろん、コーヒーや紅茶とも、またワインやシャンパンなどのアミューズとしてもおすすめだ。年末年始の手土産としても特別な一品になりそうだ。東京ではこの機会のみの特別販売となるのでお見逃しなく。
梅とうぐいす
価格|1300円(税別)
doinel(ドワネル)
Tel. 03-3470-5007
www.doinel.net