伝説のコニャックが伝統的なスレンダーボトルで登場

黄金の輝きをはなつ銅色。口にすれば、プラムやリンゴ、香ばしいコーヒーやアーモンド、砂糖漬けにしたオレンジ、シナモン、はちみつなど、まろやかで熟成度のある風味が広がる。そんな深みのある複雑なアロマと長い余韻が楽しめるのが、伝説のコニャック「マーテル コルドン ブルー」である。

マーテル コルドン ブルーは、マーテル家10代目のエドゥアール・マーテルにより1912年に誕生。ボルドリー地区のエレガンスが特長のマーテルを代表するコニャックだ。

今回登場した300周年 リミテッド・エディションは、メゾン創業300周年を記念して、現セラーマスターのブノワ・フィルが100を超えるオー・ド・ヴィー（蒸溜酒）をブレンドして、特別につくり上げた限定ブレンドとなっている。熟成過程では、過去と現在をつなぐ樹齢300年のオーク材をもちいた樽で寝かせ、現行品よりもスリムなボトルと特別なフロントラベルを再現。特別な化粧箱入りで発売される。

1715年に設立された伝統あるコニャック メゾン、マーテル。当時、フランスは「美食・テイスティング・職人技」が大いに称賛され、粋なライフスタイルが楽しまれていた“アール・ド・ヴィーヴル（暮らしの美学）”絶頂期のとき。

マーテルはその中心人物であった皇帝ナポレオン・ボナパルト、ジョージ・ワシントン、ラファイエット、ヴィクトル・ユーゴーなど、偉人や芸術家にこよなく愛されたコニャックとして知られている。

VIPゲストがヴェルサイユ宮殿で300周年を祝う

いまから300年前、ルイ16世が著名な芸術家や文化人をヴェルサイユ宮殿に招いたことから、フランスのアール・ド・ヴィーヴル運動は誕生したといわれている。その歴史的な場所で、5月20日にマーテル300周年を祝う盛大なセレブレーションが開催された。

創業300周年のセレブレーションを率いるブランド アンバサダーには、現代のアール・ド・ヴィーヴルの本質であるエレガンスとスタイルを象徴する女優のダイアン・クルーガーが任命された。

会場では世界各国から集まったVIPゲスト約300名が、世界的シェフのポール・パイレットの手による料理やパトルイユ・ド・フランス（フランス空軍のアクロバット飛行隊）によるパフォーマンス、ヴェルサイユ宮殿上空を彩る花火など、華やかなプログラムを堪能した。

「マーテル コルドン ブルー 300周年 リミテッド・エディション」
価格｜2万1978円（700ml）
メゾン創業300周年を記念した特別なボトルと化粧箱入り