自伝的なファッションダイアリー

数多くの雑誌や広告などで活躍する人気スタイリスト祐真朋樹さん。雑誌『ポパイ』編集部のエディターとしてキャリアをスタートした彼は、現在『Casa BRUTUS』『GQ JAPAN』『UOMO』『ENGINE』のファッションページやディレクターを務めるほか、アーティストやミュージシャンの広告、ステージ衣装のスタイリングまで幅広い活動を展開する。

そして自身も服の蒐集（しゅうしゅう）が趣味という、自他ともに認める着道楽である祐真さんが、資料として撮りためていた自身の日々のスタイリング写真をベースに、それにまつわるエトセトラを書き下ろしたのが今回の『祐真朋樹の密やかな愉しみ』だ。

本書には、現在進行形のファッションについてはもちろんのこと、3歳のときに履きたかったブーツの話、生まれ育った京都での出来事、上京して間もない頃のエピソード。さらには、はじめて訪れた猛暑のパリ、才能溢れるデザイナー、映画、本、雑誌、店など、“ファッション・アディクト祐真朋樹”をかたちづくったさまざまな人やモノとの出会いが綴られている。

本書の出版を記念し、代官山の蔦屋書店では、7月15日（月）11:00から祐真さんと本書の装丁を手がけたデザイナーの吉村亮さん、さらに『ブルータス』編集部の星野徹さんを迎えてのトークショー＆サイン会を開催。本書を予約または購入した人先着70人に整理券が配布されるという。

日本を代表するトップスタイリストの“秘密”が覗ける『祐真朋樹の密やかな愉しみ』。ファッション界や出版界のちょっとした裏話も飛び出しそうなトークショー＆サイン会とともに、ファッションを愛する人には見逃せない機会となりそうだ。

祐真朋樹出版記念トークショー＆サイン会
日程│7月15日（月）
時間│11:00～12:30
会場│蔦屋書店1号館　1階　総合インフォメーション
東京都渋谷区猿楽町17-5
Tel. 03-3770-2525

『祐真朋樹の密やかな愉しみ』
著者│祐真朋樹
ページ数│496ページ
発行│マガジンハウス
価格│1680円
発売中