エースホテル京都オープン1周年を記念して、アーティスト長場雄の作品を展示｜ART

ART｜ホテルのメモパッドをきっかけに誕生した作品

エースホテル京都にて、アーティスト長場雄のキャンバスペインティング展示を開催

2021年6月11日（金）にホテル開業1周年を迎えたエースホテル京都。これを記念し、エースホテルと所縁のあるアーティスト、長場雄（ながばゆう）氏の作品が、ホテル1階ギャラリースペースにて6月30日（水）まで展示される。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

京都滞在で出会った人やモノがモチーフ

エースホテル京都の開業１周年を記念し、アーティスト・長場雄氏のオリジナル作品6点が、2021年6月30日（水）まで展示される。長場雄氏は、1976年東京生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業後、アーティストとしての活動のほか、雑誌、書籍、広告など様々な領域で活動。ユニクロやビームスなどのアパレルブランドとのコラボレーションも手掛ける。

長場氏は以前よりエースホテルのメモパッドを自身の作品に使用しており、今回の展示では、長場氏が京都に赴きエースホテルに滞在するなかで出会ったヒトやモノをモチーフに、メモパッドに描いた作品49点から、6点をキャンバスペインティングとして展示する。

長場氏は展示について、「エースホテルが京都にできるという噂を聞いた時から何かできたらと思っていたので、今回の企画はうれしい反面、どういう展示にするのか、何を描くのか、アイデアが浮かばないまま時間だけが過ぎていきました。悩んだ末にヒントを探しに京都に行きエースホテルに泊まってみることにしました。京都の街を歩き、ホテルで過ごす中で目に入ってくるもの、連想したイメージ、蘇ってきた記憶など、ぼくがここで過ごしたことで浮かんできたものたちをモチーフにして描くことにしました。メモ帳に描いた作品は全部で49点。その中から気に入っている6点をキャンバスにペインティングしました。作品を通じて、ぼくの感じた京都とここに滞在した時間を追体験していただけたらと思います」と述べている。