島田 明 パーソナルQ&A
島田 明×オウプナーズ
Q:いま、お気に入りの場所は?
新潟・魚野川上流。もう禁漁ですが、無心になってフライフィッシングができる、まさに童心にかえれる場所。
Q:休日は何をしていますか?
本屋に行ったり、ギャラリーに行ったり、古着屋をまわったり。結局、何か仕事に結びつくことばかり、です。
Q:最近、携帯にメモリーした友人(仕事仲間)は?
GQ編集部の川崎くん。若いのに、いろいろ知ってて、ファッションの深い話ができる期待の若手編集者。
ファレル・ウィリアムスにシカタを着せる、その気持ちが同業者としてとっても嬉しかったです。
Q:美味しいレストランを教えてください
代々木上原にある蕎麦 山都。週1の割り合いでいっているかも。
美味しい料理、リーズナブルな値段、そして気持ちのいいスタッフ。じつに和みます。
Q:乗っているクルマ(バイク)は? つぎに乗りたいのは?
ゲレンデバーゲン500GL。
外装をオールブラック、内装をベージュレザーにカスタムして乗ってます。
あと元オーガニックカフェの相原氏から譲り受けたフルオーダーメイドのピストバイク。
黄金色の目立つ奴です。でも、まだ完全に乗りこなせておらず、目下、特訓中(笑)。
Q:あなたの「アイドル」を教えてください
ファッションに自分の興味が大きく傾くキッカケをつくってくれた人は、元YMO、現HASYMOの高橋幸宏氏。
グッチの白スニーカーを履いてドラムを叩く、洒脱なスタイルに高校時代ヤラれて以来、ファッションへの熱冷めず。
Q:「健康」といえば
精神と肉体のバランス。
Q:人生のモットーを教えてください
不義理をしない。
Q:今、いちばん「会いた人」は?
ダライ・ラマ。
彼に会ったことのあるカメラマンの森川昇さん曰く
「すべてを包み込む人」。包み込まれてみたいです。
Q:いま、いちばん「買いたいモノ」は?
ピート・ヘイン・イークのテーブル。
ずっと前から廃材を利用したテーブルに、強烈に惹かれます。
でも、これを買うには引っ越ししないとなりませんが(泣)。
Q:映画ベストワンを教えてください
『アメリカン・ビューティ』
世の中には我々を圧倒する美が数多く存在する、
そして人生とは何かを常に考えさせてくれる
実に深~い映画。年に数回は見直します。
Q:愛用しているパソコンは?
富士通のFMV - BIBLO
はっきり言って、デジタル恐怖症。
壊れたら、いつも友人頼みです(笑)
Q:常備薬/サプリメントはありますか?
「NOMUBARA」
薔薇から抽出したエキスは、水にいれて飲むだけでリラックスします。無論、吐く息も薔薇の香りです。
Q:好きな季節と、その理由を
初秋、それも薄暮の時間。
夏が終わっていく儚さと秋風が吹き始め、コオロギが
鳴き始める、そのせつなさが入り混じった感じが好き。
ときにセンチな大人になったりしてます(笑)。
Q:音楽を聴く道具は主になんですか?
移動のクルマの中でのパイオニアのCDプレイヤー。
家ではバング&オルフェン。
Q:好きなファッションブランドは?
特にありません。
ファッション、というか自分のスタイルはブランドではなく、自分の目と触覚で選んでいるつもりです。
Q:気になるクリエーターを一人挙げてください
アーティストの杉本博司氏。
いつも私を驚かせてくれる、まるで謎解きのような作品群。
時を感じさせるアーティストでは宮島達男氏も気になります。
Q:好きなお酒は?
お酒は飲みません。というより飲めません。
Q:ペットは飼っていますか?(名前と理由もあれば)
ミニチュアダックスフンドのMAX。
もう12歳です。名前は、何となく強そうだから(笑)。
ジャック・タチ監督の愛犬ダキが、ダックスだったのが
この犬を飼い始めた理由だったような……。
Q:「尊敬する人」を教えてください
ダライ・ラマ。
あれだけの高僧なのにオーラをみずから消して、いつもニコニコ&ウエルカム状態。
本当の偉大な人は、オーラを超えたオーラがある。普通じゃない普通が凄いです。
Q:いま、バッグに入っている「本」はなんですか?
カート・ヴォネガット著「国のない男」
かつて村上春樹氏が、彼の翻訳をしていて印象に残っていたので。
それとDANIEL GUSTAV CRAMERの『WOODLAND』という森の写真集。
ミラノで見つけた、実に癒される深い深い森の写真集です。
Q:好きなスポーツ選手
ドイツ・ワールドカップ時の中田英寿氏。
孤軍奮闘、全力疾走、ストイック、絶えまぬ努力。
やはり男は闘わないと、です。
Q:寝るときは何を着ていますか?
ここ20年、ずっとブルックス・ブラザーズのパジャマを。
Q:あなたの夢は?
私が死んだとき、心通わせた多くの真の友たちが、
本当の涙を流してくれること。私は確認できませんが(笑)。
その死後、僕の蒐集したアールデコやモダンアートの
コレクションがクリスティーズで個人のオークションブックとして
世に出、オークションにかけられること。こちらも確認できませんが(笑)。