ロンジンの「伝説的」ダイバーズウオッチが復刻
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2026年6月29日

ロンジンの「伝説的」ダイバーズウオッチが復刻

 

LONGINES|ロンジン レジェンドダイバー 59

 
ロンジンが新作「ロンジン レジェンドダイバー 59」を発表した。本モデルは、1959年に誕生したダイバーズウオッチを細部に至るまで忠実に再現した完全復刻モデルだ。
 

Text by WASEDA Kosaku

「インナー回転ベゼル」が変えたウオッチメイキングの歴史

 
ロンジンと防水時計の歴史は長い。1910年代に最初の防水時計の製造を開始し、1937年には防水プッシャーを備えた初のクロノグラフを発表。1940年代には英国水路研究所の協力のもと、英国海軍ダイバー向けに初の潜水用ウオッチを設計している。
 
1950年代に入るとダイビングが一般にも普及し始め、ロンジンはいち早くその流れに対応。1958年には12気圧防水ケースを備えた「ノーチラス スキンダイバー」を発表し、翌1959年に後の「レジェンドダイバー」の原型となるモデルを開発した。
 
このモデルが特に革新的だったのは、ベゼルをガラスの内側に収めた「インナー回転ベゼル」を採用したことにある。機構自体は、1936年にロンジンが発明していたが、本格的に採用されたのが1959年モデルだったのだ。外部からの衝撃や誤操作を防ぐこの構造は、後に多くの時計ブランドが追随することになる。ウオッチ史上において、まさに「伝説的」といえる偉業だ。
 
復活を果たした「ロンジン レジェンドダイバー 59」は、オリジナルのプロポーションを再現した42mmのステンレススティール製ケースを採用。やはり特筆すべきは、インナー回転ベゼルで、60分目盛りと発光性のトライアングルマークが刻まれたベゼルは、ケース内部に収納され、2時位置のねじ込み式リューズで操作する仕組みを踏襲している。
 
ダイアルはグレイン仕上げのブラックで、ホワイトのインデックスと浮き彫りのアラビア数字、サテン仕上げのアロー型針が配されている。すべての指針とインデックスには「ライト・オールドラジウム」カラーのスーパールミノバ®を塗布し、水中での視認性を確保する。
 
秒針の先端にも発光塗料が施されており、暗所でも時計の正常動作が一目で確認できる。ドーム型サファイアクリスタルは両面に反射防止加工が施され、ヴィンテージライクな文字盤を保護している。
 
1959年製造モデル(参考品)。
 
ブレスレットはステンレススティール製のミラネーゼメッシュ。微調整可能なダブルセーフティ フォールディングクラスプを装備する。さらにトロピックスタイルのブラックラバー製ブレスレットも付属しており、シーンに応じて付け替えることができる。
 
防水性能は30気圧と、ダイバーズウオッチとして確かな性能を確保。搭載するキャリバーはロンジン独自のL888.6で、シリコン製ヒゲゼンマイと高度な耐磁コンポーネントを採用。ISO 764規格を大きく上回る耐磁性能と、約72時間のパワーリザーブを実現している。
 
さらに、ムーブメント単体ではなく時計として組み上げた完成品の状態でCOSC(スイス公認クロノメーター協会)の認定を取得しており、あらゆる環境下での高精度な動作が保証されている。
 
 
復刻されるのには、理由がある。近年あらゆるメゾンが自社アーカイブを掘り起こし、ヘリテージモデルを競うようにリリースしているが、「ロンジン レジェンドダイバー 59」の場合、それは単なるノスタルジーにとどまらない。そこにあるのはインナー回転ベゼルという、後世の無数のダイバーズウオッチに影響を与えた発明を世に送り出した1959年モデルの復刻。ウオッチメイキング史においてその名を刻むにふさわしいストーリーが、この1本には備わっている。
 
ロンジン レジェンドダイバー 59
ケースサイズ|直径42mm、厚さ12.85mm
ケース素材|ステンレススティール
ベゼル|インナー双方向回転ダイビングベゼル
ダイアル|ブラックグレイン仕上げ
風防|両面多層反射防止コーティングを施した、ドーム型サファイアクリスタル(ボックス)
針|サンドブラスト仕上げのロジウムカラー ライト・オールドラジウムカラーのスーパールミノバ(R)塗布
キャリバー|自動巻き機械式ムーブメント ロンジン エクスクルーシブ キャリバーL888.6
パワーリザーブ|約72時間
機能|時、分、秒
防水性|30気圧防水、+25%の過圧条件下で試験済み(ISO 6425規格)
ブレスレット・ストラップ|ステンレススティール製ミラネーゼメッシュブレスレット:プッシュピース式開閉システム、マイクロアジャストメント(微調整可能)付き、ダブルセーフティ フォールディングクラスプ付属 ブラックラバー製ストラップ:ステンレス製ダイバー用ピンバックル付属
 
問い合わせ先

ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン

tel.03-6254-7350

ロンジンの時計に対するよくある質問

 
Q. ロンジンはどのような歴史を持つブランドですか?
 
ロンジンは1832年、オーギュスト・アガシがスイスで商会を設立したことに端を発します。1867年には甥のアーネスト・フランシロンがサンティミエのジュラ渓谷に時計工場を建設し、建設地の地名「ロンジン」をブランド名に冠しました。創業当初から高い精度と品質で知られ、万国博覧会でも数々の賞を受賞。1900年前後には北極海探検など過酷な環境に挑む冒険家たちに愛用され、1927年には大西洋無着陸横断飛行を成功させたリンドバーグの考案をもとに製作したパイロット時計が一世を風靡し、その名をさらに広く知らしめました。 
 
 
Q. 「ロンジン レジェンドダイバー 59」はどのような背景から生まれたモデルですか?
 
本モデルは、1959年に誕生したダイバーズウォッチを細部に至るまで忠実に再現した完全復刻モデルです。オリジナルの1959年モデルが特に革新的だったのは、ベゼルをケースの内側に収めた「インナー回転ベゼル」を採用した点にあります。この仕組みはロンジンが1956年に完成させていたもので、外部からの衝撃や誤操作を防ぐという実用的な構造が、後に多くの時計ブランドに追随されることになりました。時計史上において「伝説的」とも呼ばれるこの偉業を、現代の技術で完全再現したのが本作です。
 
 
Q. このモデルに搭載されるムーブメントはどのような特徴を持ちますか?
 
搭載されるのはロンジンのエクスクルーシブ キャリバーL888.6です。シリコン製ヒゲゼンマイと高度な耐磁コンポーネントを採用し、ISO 764規格を大きく上回る耐磁性能と約72時間のパワーリザーブを実現しています。また、注目すべきはCOSC(スイス公認クロノメーター協会)の認定をムーブメント単体ではなく時計として組み上げた完成品の状態で取得している点で、あらゆる環境下での高精度な動作が保証されています。
 
 
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