フランス発の独立系ウオッチブランド「トリローブ」、日本市場に本格上陸
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2026年10月14日

フランス発の独立系ウオッチブランド「トリローブ」、日本市場に本格上陸

 

Trilobe|トリローブ

 
フランス・パリ発の独立系ウオッチブランド「Trilobe(トリローブ)」が、日本国内における本格展開を開始。いままでの時計の在り方とは違うアプローチで時間というものを捉えようとする独創的な試みに注目が集まっている。
 

Text by WASEDA Kosaku

「読む」時計から「感じる」時計へ

 
トリローブ(Trilobe)は、2018年にフランス・パリで創業したウオッチメゾンだ。フランスという土地から時計業界に新たな視点を投げかける存在として注目されている。
 
同メゾンは、針で時と分を示すという時計の基本構造に疑問を投げかけ、回転ディスクを用いた独自の時間表示システムを追求してきた。当たり前を問い直すイノベーティブかつカウンター的姿勢をもつ。
 
針で時刻を示す従来型の時計とは一線を画し、時・分・秒を3つの回転リングで表示するという独創的な時間表現が特徴だ。一般的な時計は文字盤の上を針が回転するが、時・分・秒を示すリングそれぞれが回転し、固定されたインジケーターによって現在時刻を読み取る。
 
 
トリローブのクリエイションは「もし、これまでとは違う方法でやるとしたら」という問いから始まっているという。約700年にわたり受け継がれてきた針による時間表示に対し、同ブランドは新たな時間の読み方を提案する。
 
文字盤上では、時・分・秒を示す3つの偏心リングが常に動き続ける一方、時刻を示すインジケーターは固定されている。この独自の構造により、時間は単に読み取るものではなく、文字盤上で静かに流れ続けるものとして表現されている。
 
機械式時計の精密さに、パリらしい詩的な感性と建築的な構成を重ね合わせた、唯一無二の時間表現なのだ。
 
日本での本格展開は、ブランド初のマニュファクチュールムーブメントを搭載した「トランテ・ドゥ」コレクションを中心にスタートする。
 
トランテ・ドゥは、トリローブにとって大きな節目となるコレクションだ。ブランド創設から7年を経て発表された本コレクションは、ブランド初の自社製ムーブメントを搭載し、メゾンの新たな時代を象徴する存在となっている。
 
 
 
コレクション名の「トランテ・ドゥ」は、フランス語で「32」の意味。この数字は、パリ・オペラ通り32番地に位置するメゾンのデザインスタジオ兼ウオッチメイキング・ワークショップに由来するものだ。3年以上にわたる開発期間中、この「32」はコレクションの内部コードネームとしても用いられていたという。
 
ブランドを象徴するオフセンター表示と再構築されたダイヤルアーキテクチャー、そしてメゾン初となるインテグレーテッド・メタルブレスレットを組み合わせたコレクション。従来の機械式時計とは異なる時間表示を、より現代的で日常に取り入れやすいスタイルへと昇華させている。
 
そして、本コレクションの中核を成すのがメゾン初のマニュファクチュールムーブメント「エックス・ニヒロ」だ。
 
 
 
 
構想、設計、開発、試作、加工、装飾、組立に至るまで、すべてをマニュファクチュール内で行った自社製ムーブメントである本機構は、メゾン独自の時間表示を支えるために開発され、時・分・秒を3つの回転リングで表示するというブランドの哲学を、機構の面から体現している。
 
大胆な構造はオープンアイランドを中心に展開し、空間を生み出しながら大型のテンプへと視線を導く。パワーリザーブは約42時間。独創的な表示機構と、パリに根ざしたものづくりの姿勢を融合させたムーブメントだ。
 
また、トランテ・ドゥではメゾン初となるインテグレーテッド・メタルブレスレットが採用された。ケースとブレスレットは、ひとつの完成された統一体として設計されている。ブレスレットは手首に自然に沿うように形づくられ、サテン仕上げと面取りが施されたリンクが先端に向かって徐々に細くなることで、流れるようなディテールを描く。
 
日本展開の開始にあわせ、世界限定100本の特別シリーズ「トランテ・ドゥ スースクリプションシリーズ」も少量入荷する予定だ。
 
「スースクリプション」とは、フランス語で予約・申込を意味する。今回、日本ではフランス発ブランドであるトリローブの世界観を尊重し、英語の「Subscription」ではなく、フランス語表記の「Souscription」として導入された。
 
 
本コレクションは、ブルー50本、グレー50本の計100本限定で構成される特別なシリーズだ。定番コレクションのマットなサンレイ仕上げに対し、スースクリプションでは縦方向のサテンブラッシュ仕上げを採用している。ムーブメントには「X of 50」および「Souscription」の刻印が施されている。
 
時間という物理的概念を、機構としてではなく美意識として捉え直す。それがトリローブの本質だ。既存の価値観を塗り替える「ゲームチェンジャー」ではなく、圧倒的な個性と確かな技術力によって、ウオッチメイキングそのものを静かに再定義していく。日本上陸を果たしたトリローブが、これからどのような時間の表現を切り拓いていくのか、注目したい。
 
トリローブ トランテ・ドゥ
ケースサイズ|径39.5mm 厚さ:10.15mm
ケース素材|316Lステンレススティール
ムーブメント|X-Nihilo キャリバー
巻き上げ方式|自動巻き
パワーリザーブ|約42時間
機能|表示:時・分・秒を3つの回転リングで表示
ブレスレット|ステンレススティール製インテグレーテッド・ブレスレット、ダブルフォールディングクラスプ
防水性|5気圧防水
価格|396万円(税込)
 
問い合わせ先

ノーブルスタイリング

トリローブの時計に対するよくある質問

 
 
Q. トリローブとはどのようなウオッチブランドですか?
 
トリローブ(Trilobe)は、2018年にフランス・パリで創業した独立系ウオッチメゾンです。針で時と分を示すという時計の基本構造に疑問を投げかけ、回転ディスクを用いた独自の時間表示システムを追求してきました。時・分・秒を3つの回転リングで表示し、文字盤上ではリングが常に動き続ける一方、時刻を示すインジケーターは固定されているという独創的な構造が特徴です。機械式時計の精密さに、パリらしい詩的な感性と建築的な構成を重ね合わせた、唯一無二の時間表現を追求するブランドとして、このたび日本国内における本格展開を開始しました。
 
 
Q. 「トランテ・ドゥ」コレクションとはどのようなモデルですか?
 
トリローブにとって大きな節目となるコレクションで、ブランド創設から7年を経て発表された、ブランド初の自社製マニュファクチュールムーブメント「エックス・ニヒロ」を搭載しています。コレクション名の「トランテ・ドゥ」はフランス語で「32」を意味し、パリ・オペラ通り32番地に位置するメゾンのデザインスタジオ兼ウオッチメイキング・ワークショップに由来しています。ブランドを象徴するオフセンター表示と再構築されたダイヤルアーキテクチャー、そしてメゾン初となるインテグレーテッド・メタルブレスレットを組み合わせ、従来の機械式時計とは異なる時間表示を、より現代的で日常に取り入れやすいスタイルへと昇華させています。パワーリザーブは約42時間、価格は396万円(税込)です。
 
 
Q. 「トランテ・ドゥ スースクリプションシリーズ」とはどのようなモデルですか?
 
日本展開の開始にあわせて少量入荷される、世界限定100本の特別シリーズです。「スースクリプション」はフランス語で予約・申込を意味し、日本ではフランス発ブランドであるトリローブの世界観を尊重して、英語の「Subscription」ではなく、フランス語表記の「Souscription」として導入されました。ブルー50本、グレー50本の計100本限定で構成され、定番コレクションのマットなサンレイ仕上げに対し、縦方向のサテンブラッシュ仕上げを採用しているのが特徴です。ムーブメントには「X of 50」および「Souscription」の刻印が施されています。
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