現代美術家・鎌谷徹太郎、京都・両足院で個展を開催。庭園と呼応する大型屏風を発表
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2026年11月4日

現代美術家・鎌谷徹太郎、京都・両足院で個展を開催。庭園と呼応する大型屏風を発表

現代美術家・鎌谷徹太郎による個展「虚実の閾(きょじつのしきい)」が、2026年12月6日(日)から23日(水)まで、京都・両足院で開催される。
20年以上にわたり「コラージュ」の可能性を探究し、絵画を軸に立体や空間へと表現を広げてきた鎌谷。東京とニューヨークを拠点に活動する彼が今回向き合うのは、600年以上の歴史をもつ両足院という場所だ。
 
本展では、庭園から着想した大型屏風作品を大書院に展示。さらに12月19日(土)には、音楽家・冥丁が本展のために書き下ろした新曲を初披露する特別公演も開催される。
 
両足院

両足院という場で、作品・庭園・音が響き合う

自然や生命を思わせる有機的な形態、鮮やかな色彩、装飾性を帯びた細部。鎌谷の作品では、多様なイメージが幾層にも重なり合い、支持体を覆い尽くすほどの密度を生み出す。その一方で、作品に近づき、細部へと視線を向けるほど、意識は次第に作品の外側へと開かれていく。
鎌谷が長く探究してきた「コラージュ」とともに、本展を読み解くもうひとつの鍵となるのが、作品の周囲に生まれる「余白」だ。今回、その表現は一枚の作品の内部にとどまらない。
 
本展では、通常は公開されていない方丈と大書院を中心に、両足院という場全体と呼応する展示を構成する。なかでも大書院には、そこから望める庭園から着想を得た高さ約2.1m、幅約8.3mの大型屏風作品を発表するほか、ペインティングや立体作品など、多様な表現を展開する。庭園の実景と描かれた世界が重なり合う、両足院ならではの展示だ。
また、12月19日(土)には、失われてもなお、自明でありながらも幽微な存在として佇む日本の情景を「失日本」と名付け、独自の音楽表現を続ける冥丁を迎え、「冥丁×鎌谷徹太郎×両足院」による一日限りの特別公演が開かれる。
実景と描かれた景色。作品とその外側。「虚実の閾」というタイトルが示すように、本展では、その境界を行き来するような鑑賞体験が生み出されるだろう。

鎌谷徹太郎「虚実の閾」
会期:2026年12月6日(日)〜12月23日(水)
時間:13:00〜17:00(最終入場16:30)
会場:両足院
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
拝観料:一般 1,000円/中高生 500円/小学生以下無料
※12月19日(土)は「鎌谷徹太郎×冥丁×両足院 特別公演」開催のため一般拝観休止
公式サイト:https://tetsutarokamatani-exhibition.com

TOP画像:《庭-両足院》 Garden — Ryosokuin, 2026 © Tetsutaro Kamatani
問い合わせ先

鎌谷徹太郎展 事務局
kamatani.projects@imi.studio

 
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