新型メルセデス・ベンツのCLAに初のBEVモデルがデビュー
CAR / NEWS
2026年7月30日

新型メルセデス・ベンツのCLAに初のBEVモデルがデビュー

 

Mercedes Benz CLA with EQ Technology|メルセデス・ベンツ CLA ウィズ EQテクノロジー

 

Mercedes Benz CLA Shooting Brake with EQ Technology|メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレイク ウィズ EQテクノロジー

 
メルセデス・ベンツ日本は、CLA初のBEV「CLA with EQ Technology」と「CLA Shooting Brake with EQ Technology」を発表し、受注を開始した。また、両車の登場を記念した特別仕様車「ローンチ・エディション」も9月以降に導入される予定だ。
 

Text by YANAKA Tomomi

ドライブトレインからプラットフォーム、デジタル体験までも刷新

 
4ドアクーペモデルとして2013年にデビューしたCLA。約7年ぶりにフルモデルチェンジされ、3代目となりBEVも加わった。
 
 
新型ではドライブトレイン、トランスミッション、プラットフォーム、サスペンション、デジタル体験までも刷新。
 
BEVモデルではエクステリアから差別化され、メルセデス・ベンツを象徴するAシェイプのグリルに142個のLEDで表現したスターパターンを採用。印象的な表情を生み出した。
 
ヘッドライトとリアコンビネーションランプには、スリーポインテッドスターをモチーフにしたライトシグネチャーが取り入れられ、足元にも新デザインの18インチアルミホイールを装着。オプションでは、19インチのAMGアルミホイールも用意される。
 
インテリアは「日本庭園」に着想を得たという、ミニマルでデジタルエレメントを際立たせたデザインに。インテリア全幅に広がるMBUXスーパースクリーンや、立体的に造形されたドアセンターパネル、そして前方へ伸びるセンターコンソールはいずれも浮遊感のあるフローティングデザインとなり、軽やかでモダンな空間を演出する。
 
 
パノラミックルーフは全モデルに標準装備。熱線を遮る合わせガラスをはじめ、外側に赤外線フィルム、内側にLowEコーティングを施し、日射や熱の影響を低減させながら、開放感と明るさを室内にもたらした。
 
 
このほかにもBEVならではといえるフロントトランクも搭載。1930年代の「メルセデス・ベンツ 130」以来、約90年ぶりの採用となるという。
 
 
プラットフォームは、BEVを主軸に高効率な内燃機関モデルにも対応する新世代型に刷新され、出力200kWの永久磁石同期モーターをリアに設置。これにより、トラクション性能や安定した走行性能につなげるとともに、長距離走行時にはバッテリーからホイールまでの効率が高まるとメルセデス・ベンツでは謳う。
 
さらに、リアアクスルには2速EVトランスミッションを採用。1速は 発進時や市街地走行の扱いやすさと力強い加速に寄与し、2速は高速走行時の効率性と快適性を高める。
 
搭載されるリチウムバッテリーはグレードにより、58kWhと85.5kWhの2種類を用意。充電は交流普通充電や直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応し、災害時や屋外活動時に活躍する外部給電機能も設けられた。
 
 
また、メルセデス・ベンツとして初採用となるマルチソースヒートポンプが備えられ、従来の水回路を経由しないダイレクトな空気式(エアサイド)構造を採用し、電動パワー トレインの排熱、バッテリーの熱、外気という3つのエネルギー源を同時に効率よく活用するという。
 
新しいワンボックスブレーキシステムも搭載され、日常のほぼすべての減速プロセスを回生ブレーキのみで可能となり、Cd値0.21という数字も相まって85.5kWhバッテリーの「CLA 250+ with EQ Technology」では最大771㎞、58kWhバッテリーの「CLA 200 with EQ Technology」では最大525㎞の航続距離を記録する。
 
インフォテインメント、運転支援、ボディ&コンフォート、ドライブ&チャージングの 各領域を統合的に制御するのは、メルセデス・ベンツが自社開発したオペレーティングシステム「MB.OS」。
 
 
自動運転・運転支援を担うコンピューターは、最大254兆回/秒の演算処理が可能で、運転支援機能を支える高い演算性能を備えているという。また、運転支援機能を含む 主要な車両ソフトウェアをOTA(Over-the-Air)で継続的にアップデートすることも可能だ。
 
インフォテイメントでは第4世代のMBUXを搭載しており、ChatGPTやMicrosoft Bingの検索に基づく情報 検索をサポートするとともに、Google Geminiとの連携により、ナビゲーションや 興味のある場所などに関する詳細を音声操作によりユーザーに提供。
 
 
複数のAIを1つのシステムに統合した新しいMBUXバーチャルアシスタントは、会話の文脈を保持する短期記憶も備わり、自然な会話形式で直感的な操作を可能にするという。
 
価格は「CLA 200 with EQ Technology」が668万円、バッテリー容量の大きい「CLA 250+ with EQ Technology」が775万円。シューティングブレイクの「CLA  200 Shooting Brake with EQ Technology」が691万円、「CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology」が798万円となる。
 
また購入の際にはクリーンエネルギー自動車導入促進補助金98万円が適用可能になるという。
 
問い合わせ先

メルセデスコール

Tel.0120-190-610

 [メルセデス・ベンツ CLA ウィズ EQテクノロジー]をより深く知るために

 
Q. 新型CLAはどのようなデザイン思想、プラットフォームのもとに開発されていますか?
CLAのデザインは「Sensual Purity(官能的純粋)」という基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭によるシンプルな造形でありながら、流麗かつ力強さを感じさせるエクステリアデザインと、上質さと若々しさを備えたインテリアデザインを特徴とする。新たに採用されたプラットフォーム「Mercedes-Benz Modular Architecture(MMA)」は、ボディスタイルやパワートレインの選択肢を広げながら、メルセデス・ベンツらしい安全性、快適性、質感を一貫して提供することを目指したプラットフォームである。
 
Q. 新型CLAは第三者機関からどのような評価を得ていますか?
新型CLAは、欧州の自動車ジャーナリストによる投票で「Car of the Year 2026」を受賞。メルセデス・ベンツにとって同賞の受賞は史上2度目であり、1974年以来52年ぶりとなる。また、Euro NCAPにおいて最高評価の5つ星を獲得するとともに、2025年にテストされた全ブランド・全モデルの中で最高評価となるBest Performerに選ばれている。乗員保護、子ども乗員保護、交通弱者保護、安全支援の各分野でも優れた評価を獲得している。
 
Q. 充電にはどれくらいの時間がかかりますか?また充電サービスは用意されていますか?
直流急速充電(CHAdeMO規格・150kWタイプ)の場合、自社施設内の急速充電器での検証では、CLA 250+ with EQ Technologyは充電時間(10%〜80%)が46分、CLA 200 Shooting Brake with EQ Technologyは34分となっている。また、公共充電サービス「MB.CHARGE Public」も用意され、納車時に車載される専用の充電カードにより、全国にある約27,100口の提携充電器を利用可能。お申込みから1年間は月額基本料金及び充電料金が無料となる。
 
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