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2026年6月15日
アウディのプレミアムSUV「Q7」が3代目へと進化
Audi Q7|アウディQ7
アウディは、本国ドイツでフルモデルチェンジしたプレミアムSUV「Q7」を発表した。
Text by YANAKA Tomomi
ユーザーの用途に合わせて座席数をセレクト可能
2005年の誕生以来、プレミアムラージSUVとして存在感を放ってきた「Q7」が3代目に進化した。


開発の念頭にあったのは、ビジネスシーンやリラックスした週末の休暇、長距離のロードトリップなど、あらゆるシーンで万能なパートナーになることであったといい、シートは5人乗り、6人乗り、7人乗りから選択できるようになった。
標準は5人乗りだがオプションとして選択が可能で、7人乗りの場合は3つのチャイルドシートを装着することもできるという。



もうひとつのハイライトとなるのが透明度を切り替えできる照明付きの大型パノラマサンルーフの採用だ。
ドアや新しいセンターコンソールには収納スペースが設けられ、日常的な実用性も向上。トランク容量は2列目シートを折りたたむことで、5人乗りの場合、最大2075リットル確保されている。




エクステリアは、高めのショルダーラインやアウディを象徴するシングルフレームグリルが備えられ、プレミアムラージSUVならではの風格が備えられた。
ライティングにはオプションとして、マイクロLED技術を搭載したデジタルマトリクスLEDヘッドライトを設定。このライトには運転時の見やすさのみならず、レーンガイダンスや、ほかの道路利用者に車線変更や右左折をいち早く伝えるなど、ドライバーアシスタンス機能としても役立てられるという。
リアには、コミュニケーションライトとアクティブデジタルライトシグネチャーを備えた第3世代のデジタルOLEDや、新機能としてドアのプロジェクションライトも追加された。



パワートレーンは最高出力220kW(299ps)最大トルク630Nm、または最大出力180kW(245ps)最大トルク500Nmを発揮する2種類の3.0リッターV6ディーゼルエンジンを用意。いずれもマイルドハイブリッドシステム「MHEV plusテクノロジー」が採用され、最大18kW(24ps)を追加し、駆動システムをサポートする。
トランスミッションは8段ATが組み合わされ、新開発されたプレロード機構付きリミテッドスリップセンターディファレンシャルを備えたフルタイム四輪駆動システム「クワトロ」が搭載される。


また最高仕様のクラシッククワトロを選択した場合、高いトラクション性能と軽快なステアリングレスポンスに加え、より俊敏でありながら安定したドライビングフィールが得られるとアウディでは謳う。
サスペンションはスチールスプリングサスペンションを標準装備。オプションではアダプティブエアサスペンションもしくは、ダンピングコントロール付きのアダプティブエアサスペンションスポーツを選択できる。



新型「Q7」はこれまでの第2世代と同様、スロバキアで生産。ドイツ本国では受注を開始したが、日本への導入時期などは未定だ。
問い合わせ先
アウディQ7をより深く知るために
Q. アウディにとってQ7はどのような存在ですか?
Q7は2005年の登場以来、あらゆる路面状況でのパフォーマンスと高い日常的実用性を両立するプレミアムラージSUVとして存在感を放ってきた。AUDI AG CEOのゲルノート・デルナーは新型の発表にあたり「20年以上にわたり完璧なプレミアムSUVを体現してきた」と述べており、ビジネスからファミリー、レジャーまで対応する多用途のオールラウンダーとしてブランドの中核を担う存在だ。
Q. ライティングがドライバーアシスタンスとして機能するとはどういうことですか?
新型Q7では、フロントのデジタルマトリクスLEDヘッドライトにレーンガイダンスやオリエンテーションライトの機能が統合され、アシスタンスシステムからの情報を周囲の環境と視覚的に結びつけながら、ドライバーの視界に直接表示する仕組みが採用されている。リアについても、フロントおよびリアのダイナミックターンシグナルと連動し、デザイン化されたターンシグナルを路面に投影することで、周囲の自転車などの道路利用者に車線変更や右左折をいち早く知らせることができる。
Q. 新型Q7が今回初めて採用した装備や仕様はありますか?
従来は5人乗りのみだった2列目シートについて、今回初めて、オプションで2列目に2つの独立したシートを選択できるようになった。これに3列目の2つのシートを組み合わせることで6人乗り仕様となり、ビジネスクラスの雰囲気と長距離走行時の快適性をさらに高めるとしている。また、ドアのプロジェクションライトも新機能として追加されており、助手席のドアを開けると白い菱形の光が路面に映し出され、乗員を迎え入れるとともに車両までの足元を照らす。