巨匠ブルース･ウェーバーよって撮りおろされた「SERIES 5」

LOUIS VUITTON（ルイ・ヴィトン）が、2016-2017 秋冬コレクション広告キャンペーン「SERIES 5」のヒロインの中のヒロインとして起用したのは、ポップアイコンとして若者に大人気の、歌手で女優のSelena Gomez（セレーナ･ゴメス）。

ファッションフォトグラファーの巨匠ブルース･ウェーバーよって多彩に撮りおろされたヴィジュアルは、シンフォニーを奏で、ニコラ･ジェスキエールがヒロインとして思い描くさまざまなキャラクターが捉えられた作品になっている。

キャンペーンの撮影が行われたのは、ブルース･ウェーバーが愛する馴染みの場所、マイアミ。ヒロインとして、セレーナ･ゴメスが、秋冬コレクションにおけるスターを務めている。セレーナ･ゴメス率いる女性たちが、決意を固め、冒険に旅立つという内容だ。

彼は、当初、ヒロインをボートに乗せようとした。しかし、ボートが埠頭のほうへ運搬されていく様子をしばらく眺め、急遽そのまま撮影することを決めた。このことが、独特の不協和音を映像に創りだし、つじつまの合わない雰囲気が、逆に生き生きとした純粋さを生み出した。

ニコラ･ジェスキエールはブルース･ウェーバーについて「才能あるフォトグラファーというだけでなく、本当の意味でイメージの演出家だ」と敬意を表した。また、ヒロインを務めたセレーナについても、「彼女は同世代にとってのアイコンであり、愛らしいほどの誠実さと真の存在感があります。彼女はとても正直で地
に足のついた女性でもあるのです。彼女は自発的で、いつも新しいことを発見しようとしています。2 年前、セレーナはとても自然な感じで気軽に僕に声を掛けてきたのですが、僕は今、彼女が変化し成長していくのを見守っています。デザイナーとして女性が成長していく過程に関われることを、とてもうれしく思います。」と語っている。

これに対し、セレーナも「ルイ･ヴィトンを身に着けていると、強さと自信を持てます。ニコラは女性が自分自身を心地よく感じさせる方法を理解してくれているわ。」と互いに敬意を表した。