連載・國藤直子│コスメシュラン第66週「資生堂 リバイタル グラナス キャビア」
FASHION / WOMEN
2015年1月26日

連載・國藤直子│コスメシュラン第66週「資生堂 リバイタル グラナス キャビア」

第66週 SHISEIDO│資生堂

シワ、たるみ、クマ、くすみなどの目もとトラブルとさようなら!

100%見られている目もとに 「リバイタル グラナス キャビア」

<11月は、このアイテムをキャッチアップ!>
突然ですが、みなさんは初対面の女性と話をするときにどこを見ますか? 「絶対、目もとでしょう」という方と、「目が合うと恥ずかしいので、口もと」という方もいらっしゃるかもしれません。資生堂の調査によると、初対面で最初に目がいく部位の1位は目もとで87パーセント。口もとは2位で9パーセント、ちなみに3位は1パーセントの頬、だそう。しかも、初対面で年齢を推測する部位は? となると、100パーセントが目もとと答えているのです。つまり、今月のお題は、アイケアです。だって、100パーセントですよ。目もとを見て、年齢を推し量られちゃうんですから、たまったもんじゃないですよね。そこで11月21日(日)発売の「資生堂 リバイタル グラナス キャビア」。シワ、たるみ、クマ、くすみなどの目もとトラブルがあるなら、すぐに別れを告げるべきです!

文=國藤直子
写真=JAMANDFIX

小さなつぶはカプセル。肌にのばすと、目もとがすぐにピン!

同性のチェックは厳しいですね。つくづくそう感じたのは、ここで紹介した資生堂の調査結果の通り。この調査では、「顔のなかの部位」に限定されているからだとは思いますが、ファッションやヘアスタイルをどんなにがんばっても、アイケアができてないと、一気に「見た目年齢」が上がってしまうということなのです。やっぱり、スキンケアはなにより大切。とくにアイケア! こう思った私の心を捉えたのは、白い小さなつぶつぶがぎっしり詰まった「資生堂 リバイタル グラナス キャビア」です。正直なところ、アイケアの重要性を説きながらも、デイリーケアとして地に足がついていなかった私、このアイテムでしっかりとアイケアをものにしました。

というのも、ユニークなテクスチャーがやる気をあおってくれるから。見た目は、白いキャビア? といった感じですが、つぶすと皮も残らず、肌にのばすと、目もとがすぐにピン! シワもカモフラージュされる感じで目立たなくなります。このキャビア、いちばんの特徴は、やっぱりこの形状です。白いつぶつぶ、ひとつずつに美容豆(びようとう)エキスやビタミンE誘導体、ビタミンC誘導体などの美容成分がぎっしり。さらに、つぶの外側の半透明な部分は、「スキンリペアフィルム」と呼ばれ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどが配合されています。肌にのばすと、内側の美容成分が溶け出して浸透し、その後、「スキンリペアフィルム」が肌をコーティングして、ハリ感を出す仕組み。疑似皮膚となって水分をキープし、皮膚が薄い目もとを守るのです。

小さなつぶ状にしたことで、大事な美容成分が空気に触れないから、酸化による劣化を防ぐことができ、つけるたびにフレッシュ。この小さなつぶ=カプセルは、じつは配合成分の美容豆エキスが水溶性だったことから、開発に苦労したそうです。これまでのカプセル状美容液というと、レチノールなどの油溶性。でも、キャビアは水溶性なので、最初はつぶ状にならずに苦心。実験段階でやっと成功しても、つぎに生産化する段階でさらに苦労があったとか。そんな開発者のさまざまな努力のうえにできあがったキャビアは、感動に値する逸品です。

国藤直子|資生堂グラナス 01

国藤直子|資生堂グラナス 02

アイケアはスペシャルではなくてデイリーケア

そうそう、キャビアは、つぶ状だからこそなじませるときにちょっとコツがあります。一度に使う量は、左右の目もとでスパチュラ1杯分。これを両手の薬指に分けて取り、まず「四白」(黒目の下の骨のふちから指2本分下)というツボに置きます。「四白」でいったんキャビアをつぶしておいて、下まぶたになじませ、その後、上まぶたをぐるっと囲むようになじませます。くれぐれも力を入れないように注意してください。目のまわりの皮膚は本当に薄くて、強く押したりすると刺激になってシワや色素沈着の原因にもなるそう。よく、「リンパの流れを促す」といって、ごりごりやるひとも多いようですが、リンパって本当になでるだけでいいんですって! 目もとは優しく、ゆったりと、が鉄則です。そして、使用ステップは、スキンケアの最後。なじませた後はするするしているので、朝、メイク前に使ってもべたつき感はいっさいありません。むしろキャビアを使ったほうがメイクのりもよい感じ。

冬は目もとの乾燥も進んでしまいます。アイケアはスペシャルではなくてデイリーケア。朝晩、しっかり組み込んで、見た目年齢を若々しく!

ここで土佐弁(出身地)で一言!
「プチプチ、ちんまいつぶやねえ。これを目もとにつけるが? げに、つぶしたらするするになりゆう。ほんで、えらい目もとがピーンとするがやねえ。シワものびたみたいながよ。こりゃあ、早う使わいでか!」

※白いキャビアが目もとをするする、ピン! 年齢を若く見せるで賞
★★★★★

<目もと美容液>
資生堂 リバイタル グラナス キャビア
価格|1万2600円
容量|18g
肌につけるとキャビア状のカプセルがはじけ、美容液が肌(角層)に浸透し、なめらかでハリに満ちた目もとに導く。

資生堂インターナショナル
0120-81-4710

<國藤さんの仕事場をちょっと拝見 ①>

国藤直子|資生堂グラナス 03

私の仕事場ともいえる洗面所は、ものすごくたくさんのコスメに席巻されています。基本的には年に2回入れ替えて、アイテム別に収納。化粧水や乳液などは箱の上部を斜めにカットして、積み重ねて置いています。こうすると、ボトルの頭部分が出ているのでブランドもすぐわかるし、取り出しやすいのです。また、フレグランスなどは、ラックの上にならべて見た目の美しさも楽しむことに。そして、ブラシやマスカラ、アイライナーなどは透明のアクリルケースに立てて入れ、アイシャドウやリップ類は、引き出しケースにカラーグループに分けて収納。そろそろ来春の新色なども集まってきたので、入れ替えの時期。本当は整理整頓が苦手なので、大変です!

           
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