Lee|ブランド創立125周年を記念するエキシビション
FASHION / NEWS
2014年11月17日

Lee|ブランド創立125周年を記念するエキシビション

Lee|リー

ブランド創立125周年

「Lee 125 Archive Exhibition in TOKYO」を開催

アメリカ・カンザス州でワークウェアブランドとして誕生した「Lee(リー)」は、2014年に創立125周年を迎える。これを記念して、中国・北京を皮切りに、日本・東京、フィリピン・マニラ、タイ・バンコク、インド・ニューデリー、オーストラリア・シドニーの、アジアとオセアニアの6都市をまわるエキシビションツアー「Lee 125 Archive Exhibition」を開催。東京では、神宮前のラフォーレミュージアムにて5月9日(金)から5月11日(日)の期間でおこなわれる。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

貴重なヴィンテージピースから最新のコラボアイテムまでが一堂に会する

リーは、125年の歴史と伝統を守りつつ、常に革新者としてあらたな軌跡をジーンズ史に刻みつづけている、唯一無二のブランド。創業から現在までの変遷が、そのフロンティアスピリットを物語っている。
1889年、ヘンリー・ディビット・リー氏がアメリカ・カンザス州にて、食品と生活雑貨の卸商「H.D.Lee Company」を設立。その後、当初は取扱い商材のひとつであったダンガリーズやオーバーオールといったワークウェアの自社製造を開始した。1911年に本格的に製造をはじめた、ビブ・オーバーオール、ジーンズ、ジャケットが高く評価され、1913年にはカバーオールとダンガリーを縫い合わせた車整備用の作業着「Lee Union All」を開発。アメリカ陸軍のオフィシャル・ユニフォームとなる。

#802 (Women’s) Union-Alls
#802 (Women’s) Union-Alls

#101LJ Lee Storm Rider Jacket
#101LJ Lee Storm Rider Jacket

#101 Cowboy Waist Band Overalls
#101 Cowboy Waist Band Overalls

ワークウェアからウェスタンスタイルの定番ブランドとして地位を確立したのは1920年代、カウボーイパンツの名作、「Lee COWBOY」の発売が契機だ。1944年にはシリーズ名を「Lee RIDERS」に変更し、そのころには名実ともにカウボーイ・ファッションのリーディングカンパニーとして、誰もが知るブランドに。

1950年代に入ると、俳優のジェームズ・ディーンが公私ともに愛用したことでも知られる“101”ジーンズを中心に、ファッションとして都会のアウトサイダーたちから注目を集める。ホワイトジーンズの先駆けとなった、「ウェスターナー」を発売した1960年代には、リーはアイビーブームの火付け役として一翼を担ったのだった。

リーの製品がはじめて日本に紹介されたのは、アメリカ建国200年祭がおこなわれた1976年。それからも、さまざまなモデルが日本の企業によって復刻され、現在ではカジュアルファッションを語るうえで欠かせない存在となった。

今回の展示では、リーの貴重なヴィンテージピースから現在にいたるまでのアーカイブから、まだ一般公開されていないコラボレーションアイテムまでが一堂に会する。また、125周年を記念したオリジナル缶バッジや、抽選125名で「Buddy Lee 125 LIMITED MODEL」のプレゼントも予定している。

Lee 125th Archives EXHIBITION
日程|5月9日(金)~5月11日(日)
時間|11:00~17:00 ※最終入場16:30
会場|ラフォーレミュージアム
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F

Lee 125th Archives EXHIBITION特設サイト
http://www.lee-japan.jp/125/

           
Photo Gallery