ニューバランスが米国内向けにマスク製造をスタート｜NEW BALANCE

NEW BALANCE｜ニューバランス

[EDITOR'S EYE]
・医療機関および研究機関と協力
・アメリカ食品医薬品局（FDA）の要件、医療スタッフの要求を取り入れた

ニューバランスが、アメリカ国内で高まり続けている個人保護具の需要に対し、フェイスマスクを開発。2つの工場を稼働し、生産を開始している。今後はガウンやフットカバーなどのアイテムも対応していくという。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

ニューバランスは、現在アメリカ国内にある二つの自社工場でフェイスマスクを開発し、生産を拡大する活動に取り組んでいる。

アメリカ国内にある5つの工場のうち、マサチューセッツ州ローレンス工場と、メイン州ノーリッジウォッグ工場の2箇所で医療向けフェイスマスクの開発と製造を実施中だ。

地元の医療機関や研究開発機関との協力により、フェイスマスクのプロトタイプを1週間で開発。

アメリカ食品医薬品局（FDA）の要件を満たし、この基準を必要とする医療スタッフが使いやすいマスクを実現すべく、ニューバランスは、フェイスマスクの設計と材料、仕様は日々進化させているという。

4月中旬までに、2つの工場を合わせて、週に最大10万ユニット製造することを目標にしている。

そのほか、ガウンやフットカバーなどの個人用保護具の開発も、迅速に対応中だ。現在マスクの供給はアメリカ国内を予定している。

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