目玉はパラブーツ×ビームスの渋顔ローファー！

1927年、フランスのヴォアロン地方で、靴職人レミー・リシャールポンヴェール氏の手によって産声をあげたパラブーツ。登山靴に用いられるノルヴェイジャン・ウェルテッドと呼ばれる堅牢な製法、ブランド名の由来ともなったブラジルのパラ港から輸入された天然ラテックスのソール、そして、上質なレザーのみ厳選して使用するというさまざまなルックスのアッパー。洗練された顔立ちながらも、質実剛健。パラブーツは時代を超えた名品を数多く作ってきた。

そんなパラブーツによるトランクショーが3月23日（金）～4月8日(日)、ビームス銀座にて開催される。これは3月23日（金）に大々的にリニューアルオープンするビームス銀座を記念するイベント。定番の「シャンボード」や「ミカエル」をはじめとした数多くのバリエーションが勢揃いし、フランスの卓越したクラフツマンシップに触れることができる。

永遠のスタンダード、「シャンボード」をドレスライクに仕上げた一足。

パラブーツの定番チロリアンシューズ、「ミカエル」。

そのトランクショーで初お披露目となるのが、パラブーツ × ビームスの渋顔ローファーである。シャンボードやミカエルなど幾多の名品たちを提案してきたビームスとのコラボレーションシューズのなかでも、じつに個性的な仕上がりだ。

これはパラブーツでも知るひとぞ知る裏定番のモデル「ランス」をベースにしたもの。「ランス」はおなじみのチロリアンシューズ、「ミカエル」のローファーバージョンと言うべきモデルで、1986年に発売された。以来、BCBGスタイルに身を包んだムッシュたちや日本のジェントルマンたちの足元をエレガントにくずしてきた。1995年に生産が中止されたが、多くのファンのリクエストに応えるかたちで2009年に待望の復活を遂げたローファーなのだ。

そのアッパーに長らく使われてきたカーフレザーを、2012春夏シーズンより初登場の“レイエレザー”に素材替えしたのがこちらだ。レイエレザーはグレインレザーの現代版。麦の穂を型押ししたというシボ革の野暮ったさを排除し、都会的で、スマートな印象をまとわせたものである。そして、足の甲には、「ミカエル フォック」でもなじみ深いアザラシ革を使用。レイエレザーのもつ品格とアザラシ革の武骨さが織りなす独創的な顔立ちのローファーとなっている。もちろん、ソールには天然パラテックスを採用し、防水性にくわえ、耐久性、そして履きやすさもしっかりと確保。晴れの日、雨の日も関係なしにガシガシと履きこむことができる。

人気急上昇中のワークブーツ然としたモデル、「キャッスル」。

パラブーツ定番のデッキシューズ。

まるでパラブーツの歴史と革新的な側面がすべて詰め込まれたかのようなローファー。それはこれまでのパラブーツに対する既成概念を打ち崩すとともに、あらたなパラブーツ像を指し示してくれる。

なお、期間中、5万円以上のパラブーツのシューズを購入した場合、特製のシューツリーがプレゼントされる。さらに、シューレース付きモデルをセレクトした場合、カラーシューレース一本が追加でもらえるとのことだ。また、3月31日(土)、4月1日(日)、7日(土)、8日(日)のいずれかに購入すると、パラブーツ専任スタッフによるシューシャインサービスを受けることもできる。ぜひ、お見逃しなく！

Paraboot トランクショー
期間｜012年3月23日（金）～4月8日(日)
場所｜ビームス 銀座
住所｜東京都中央区銀座4-4-1 八光ビル3F
Tel.03-3567-2224
営業時間｜11:00～20:00

パラブーツ 青山店
Tel.03-5766-6688
http://www.paraboot.com/