日本の靴作りを支え、若き職人を育てる「三陽山長」の世界に触れる|ISETAN MEN’S
ISETAN MEN’S|イセタンメンズ
伊勢丹新宿店メンズ館地下1階にポップアップショップがオープン
日本の靴作りを支え、若き職人を育てる「三陽山長」の世界に触れる
品質本位を第一に、和の精神に基づいた“日本人の、日本人による、メイド・イン・ジャパンの靴”をつくりつづけているシューズブランド「三陽山長」が、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階=紳士靴売場でポップアップショップを5月11日(月)から開催。三陽山長のドレスシューズを代表するマスターピース「友二郎」のハンドメイドモデルをはじめとして、通常では取り扱いのないカジュアルシューズも登場する。
Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)
舶来品に比肩する日本固有の高級革靴
2000年10月に高級紳士靴を手がける「山長印靴本舗」として産声を上げ、2001年10月に「三陽山長」としてリスタート。最良の素材を駆使し、日本の伝統職人の匠の技によるものづくりで、日本のオリジナリティの世界観を発信する革のトータルブランドとして多くの靴ファンを獲得している。
三陽山長のフラッグシップモデル「友二郎」
今回のポップアップショップでは、三陽山長の看板モデル「友二郎」のもとに浅草の職人の技が集結。製甲は通常より細い糸と張りでミシンをかけ、切り返し部分は革を薄く剥いて巻き込んで縫い合わせる“カールエッジ仕様”を採用。ヒール部分は革を贅たくに使用したシームレスヒール仕様で、底付は熟練職人による九分仕立てで返りが良く、コバの仕上げも矢筈(やはず)がけをほどこすなど、まさに職人技の極みを実現。
ラスト(木型)R2010は、2010年に三陽山長10周年記念として登場したラウンドトウのラストで、主に上級ラインの靴に使われている。紳士靴の王道をいくストレートチップ、靴底を黒く塗ったカラス仕上げ、伏せ縫いのレザーソール、そしてブランド永久定番のラストと、オールブラックの顔つきはまさにハンサムそのもの。ひと味ちがった友二郎が購入できる。
プレステージライン「友二郎」(R2010木型)12万9600円(※期間中のみ予約可)
ドレススニーカーの新作「堅弥」
ドレッシーなアッパーに、イタリアの名門メーカーが製作したオリジナルのスニーカーソールを組み合わせたシリーズの新作「堅弥」は、シャープなスクエアトゥのフォルムが新鮮。ラストはR309をドレススニーカー用にモディファイし、低反発性のインソールによるスニーカーのような履き心地は軽快で快適だ。
ドレススニーカー「堅弥」3万7800円
グッドイヤーのコンビシューズ「弥三郎」
アメリカンスタイルに欠かせない定番シューズ、ペニーローファーの「弥三郎」は、カジュアル感は残しつつも、フィット感を向上させる小ぶりのヒールカップや、伏せ縫いの革底仕様など高級感のある仕上がりに注目。これからの季節に楽しく履きこなせるコンビをこの機会に手に入れよう。
ペニーローファー「弥三郎」7万3440円
これからのシーズンに最適なカジュアルシューズも要注目!
今回の「三陽山長」ポップアップショップには、牛革アッパーでセメンテッド製法のレザースニーカー「遊(ゆう)」(3万240円)をはじめ、新作ローファー「元町」(4万6440円)、デッキシューズ「葉山」(3万240円)なども登場する。
イセタンメンズのバイヤーは、「三陽山長は日本の靴作りを支えてきた生産背景をもち、工場では若い職人を育てるなど、日本を代表するブランドの一つです。最近は、インポートレザーを使用するなど、レザーの雰囲気が良くなって、カラーバリエーションの提案やアンティークふうの演出など格段に向上しています。たんにクラシックではない、あたらしい日本の靴を今回のポップアップショップでは多数展開します」と意気込みを語る。
定評あるビジネスシューズはもちろん、大人のエレガントさが香るカジュアルシューズで、この夏のクールビズスタイルを楽しもう。
「三陽山長」ポップアップショップ
期間|2015年5月11日(月)~19日(火)
伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
Tel. 03-3352-1111(大代表)
http://www.isetan.co.jp/
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三陽山長
http://www.sanyoyamacho.com/