西日本初の直営店「アークテリクス大阪E-ma店」がオープン｜ARC’TERYX

ARC’TERYX｜アークテリクス

大阪・梅田の人気セレクトショップが揃うファッションビルに誕生

西日本初の直営店「アークテリクス大阪E-ma店」がオープン

カナダのアウトドアブランド「ARC’TERYX（アークテリクス）」の西日本初となる直営店が、大阪・梅田のファッションビル「E-ma（イーマ）」の3階に4月16日にオープンした。今回のイーマの大々的なリニューアルで、3階は個性派のアウトドアブランドが集積し、それぞれゆとりあるスペースで、ブランドの世界観をしっかり演出。とくにアークテリクスは1階エントランスの吹き抜けに面して、路面店のような雰囲気をつくりだしている。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

最高の機能を、研ぎ澄まされたデザインで表現

日中は自然光が入って開放感が味わえる店内は、カナダ・バンクーバーの直営店や、昨年オープンして話題となった東京・原宿のフラッグシップショップとおなじく、ブラックとグレーを基調とした内装が特徴。

広々とした店内の一角に、ハーネス（クライミング時に、腰と足の付け根部分に装着する滑落防止の安全用具）のディスプレイがあり、その意味をアークテリクスマーケティング責任者の高木賢氏に尋ねると、「アークテリクスの原点は、カナダ・バンクーバーで1989年に創業し、優れた品質のハーネスを製造していたRock Solid社です。1991年に社名をアークテリクスとしましたが、私たちはつねにクライマーたちの高度な要求を満たす商品づくりをおこなっています。ハーネスはその精神をあらわしています」と答える。

世界最高レベルの機能性と耐久性のあるアウトドアウェアとギアのデザインについて、「アークテリクスのデザインは “マイナス” の考え方。たとえばデザイナーは山で実際に着用して、不必要なポケットなどは付けませんし、必要なものは徹底的に研究する。マテリアルやコンストラクションも同様です」と高木氏。

カジュアルライン“24”も豊富にラインナップ

アークテリクス大阪E-ma店は、このブランドで展開しているアイテムのなかで、とくに汎用性の高いアウトドアコレクション「アークテリクスエッセンシャルズ」をはじめ、この春デビューしたフットウェアや、「ARRO 22（アロー22）」など人気の高いバックパックも豊富にラインナップ。また、アメアスポーツグループ傘下のフィンランドのスポーツウォッチブランド「SUUNTO（スント）」のアウトドアウォッチコレクションも揃える。

高木氏は、「過酷な環境で鍛えられて生まれたアウトドアウェアは、アイテムのバリエーションはもちろん、カラーリングの美しさも魅力となっています。また、ライフスタイルをテーマとしたカジュアルライン “24（トゥエンティフォー）” は、毎日の生活のためのウェアで、アウトドア・アクティビティで培われたアークテリクスの技術を生かしたコレクションとなっています」と推奨する。

また、ウィメンズは、「スニーカーの流行からアウトドアウェアやバッグなどの関心も高まっているので、スポーツミックスとして取り入れやすいコーディネートを提案していきます」という。

アークテリクス大阪E-ma店では、今後、ユーザーイベントの開催も計画しているとのこと。フィールドのリアルな使い勝手の良さを語り合う機会もありそうだ。