DIESEL|スタッフスナップ第2回「ディーゼル シブヤ」鶴川屋俊輔さんの着こなしをチェック
FASHION / MEN
2015年5月12日

DIESEL|スタッフスナップ第2回「ディーゼル シブヤ」鶴川屋俊輔さんの着こなしをチェック

DIESEL|ディーゼル

「ディーゼル シブヤ」
エグゼクティブスタイリスト 鶴川屋俊輔さん

「大人に着てほしい最新“プレビュー コレクション”」

「ディーゼル シブヤ」の鶴川屋俊輔さんは、日本のディーゼル全体で8人しかいない販売のスペシャリスト=エグゼクティブスタイリストという肩書きをもつ接客のプロ。原宿店でキャリアのスタートを切り、伊勢丹新宿店に5年勤務し、2010年11月にオープンしたディーゼル シブヤのオープニングスタッフとして現在も活躍している。今回、鶴川屋さんが着用しているのは、ディーゼルが展開している“プレビュー コレクション”。シーズンをまたいでつなぐ、ユニークな位置づけのアイテム群だ。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by SUZUKI Kenta

トップスは春コレの延長で、ボトムスに夏らしさをプラス

ディーゼルの春夏コレクションと秋冬コレクションのあいだをブリッジするのが──「ディーゼルのプレビュー コレクションです。春夏にはないあたらしいスタイルで、本格的な秋冬を前に、今の時期に着られるアイテムを展開します。シーズンをまたぐコレクションなので、入荷数が少なくレアな商品もあって、顧客の方にも新鮮に受け取っていただいています」と鶴川屋さん。

鶴川屋さんがセレクトしたのは、トップスはシャツにカーディガンを羽織り、ボトムスがスウェットパンツ、足もとは裸足にデッキシューズというスタイリング。「ボトムスは穿き心地の良さやコンフォート感をテーマに、春夏コレクションにはなかったスウェットパンツをチョイス。このパンツは店頭に出してすぐ反応があって、よく売れていますね。トップスは今シーズンのトレンドのシャツに、表地がニット、裏地がスウェットというダブルフェイスのカーディガンをプラスしました」

本格的な夏を前に、朝晩の寒暖差がある今の季節は、気軽に羽織れるものがほしくなる。「このカーディガンは裏がスウェットで袖通しが良く、レイヤードにも見えます。トレンドカラーの白なので、これからも重宝する一着。ボトムスがカジュアルなので、インナーはTシャツにせず、シャツでちょっとドレスアップ感覚を取り入れました。どのアイテムも使いやすく、着回しも効くのでお薦めです。プレビュー コレクションは大人に着てほしいアイテムが揃っています」と鶴川屋さん。

自分の人生と重ね合わせる「ディーゼル的カルチャー」

「世界でこのディーゼル シブヤだけ」というディーゼルのコンセプトストア。ご存知のようにメインラインのディーゼルのほか、カジュアルラインの55 DIESEL、コレクションラインのDIESEL BLACK GOLDをはじめ、地下には家具などを扱うホームコレクションやアートギャラリー、スーベニア(お土産)コーナー、1階にはディーゼル初となるカフェ&バー「Glorious Chain Café」があり、それぞれの空間が主張しながら一つの空間に融合している。鶴川屋さんはGlorious Chain Caféを週2ペースで利用していて、「本格的でボリューミーなハンバーガーを食べたくなったらお薦めです」とリコメンド。

販売キャリア8年で、日本には8人しかいないエグゼクティブスタイリストという肩書きをもつ鶴川屋さんに仕事のやりがいをたずねると、「販売職は答えがないところがおもしろいですね。お客さまにただ商品を売るのではなく、2回目も来ていただいて、『前に買った服、気に入って着ているよ』とか、『つぎにお薦めある?』と言っていただいたときにこの仕事の醍醐味を感じます」

さらにディーゼルの魅力をきくと、「服をメインに、アートやライフスタイル、音楽などサブカルチャーも大事にしている点です。ファッション・トレンドとおなじく時代はいろいろ巡ってきますが、そのなかでつねにあたらしいものを生み出しているブランドの意識や姿勢が魅力ですね。それは自分が入社したときから変わっていません。服を軸にいろんなものがリンクしていて充実しているし、いつも刺激的。そんな部分に可能性を感じています」

2013年秋冬メンズ プレビュー コレクション
“THE DIESEL ROCK BAND ON TOUR”
ディーゼルのロックバンドがツアー開始!

シグネチャーであるロックなスタイルに、西部劇に登場するアウトローな暴れ者のエレメントをプラス。ロデオからインスパイアされたウェスタン・タッチのアイテムに注目したい。また複数のレイヤリング技術と素材の染色や脱色によってルックを変化させたデニムシリーズが登場。レーザープリントから、褐色加工、あたらしいコーティング技術、新素材まで、新時代のデニムにはディーゼルの革新技術がすべて注ぎ込まれている。

DIESEL SHIBUYA(ディーゼル シブヤ)
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1・1F
Tel. 03-6427-5955
営業時間|11:30~21:00
不定休
http://www.diesel.co.jp/

           
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