自分のBEST BUY「メガネ」をさがせ!
Fashion
2015年3月10日

自分のBEST BUY「メガネ」をさがせ!

自分のBEST BUY「メガネ」をさがせ!

恵比寿・コンティニュエ編

前回のBEST BUY「サングラス」につづいて、似合うメガネを探す2回めも恵比寿・コンティニュエのお客さまのセレクトを紹介します。 サングラス以上にさまざまなデザイン・カラー・素材が揃うメガネ。「自分の既存のイメージからどこまで遊べるか」もセレクトの大きなポイント。 普段使いのメガネも2本め、3本めなら新しい自分をアピールできそうです。新しい季節の到来に、新しくオシャレなメガネをぜひ。

まとめ=梶井 誠(本誌)Photo by Jamandfix

須江隆治さん(フォトグラファー)

ご自身のメガネは、3ヵ月前にコンティニュエで購入した「YELLOWS PLUS」の黒縁タイプ。下で紹介するOrgreenと最後まで悩んでこれに決めたそうだ。「知り合いがコンティニュエでメガネを買っていて、それを見ていいなと思い、メガネを見に来たのがきっかけです。商品のセレクトに時代性とトレンドが感じられて、スタッフの方もおしゃれなので安心してアドバイスを聞けますね」

普段なかなか手を出さないタイプ。インテリ系に見せるには最適の一本

シンプルなデザインとカジュアルなカラーリングが人気のオルグリーン。このモデルは、ヨーロッパで活躍した戦闘機をデザインソースに作り上げられたモデルで、立体的なテンプルに動きを与えるカッティングが施されたアクティブなデザインが特徴的。黒と白のコントラストが、フラットなフロントに立体感を与えています。

Orgreen 4万3050円

まさに見るからに真面目なメガネ。ベーシックさを求めるならコレ

クラシックスタイルの定番「サーモント」。セル素材には、「歪み」や「ねじれ」などが出にくい“セルロイド”を使用。メタルカラーはクラシック感を強くするため、あえてマットに仕上げました。コンティニュエだけの別注モデルです。

YELLOWS PLUS 2万9400円

とにかく軽さが魅力。爽やかな印象も与えるデザインの妙

ステンレスシートを素材に使い、ネジを一切使用せずに組み上げられたドイツらしいプロダクト。ステンレスというモダンな素材でクラシックなウェリントンを表現しています。極めて細く仕上げられたリムにより、かけていることを忘れてしまうほどの軽さを実現。しかし、その線の細さからは想像もできないくらいの存在感は、素材の長所を最大限生かしている証といえるでしょう。

MYKITA 4万9980円

今の気分を表現するカタチで、かけて落ち着くシルエットはさすがです

1969年に発売されたデヴィット・ベイリーの写真集『GOODBEY BABY&AMEN』に収められた、くわえタバコのマイケル・ケインがかけていたのがこのモデル。やや縦感のあるスクエア型が特徴のウェリントンは、今まさに流行から定番となりました。須江さんが現在かけているウェリントンよりも一回り大きいサイズで、ラインのタイトな洋服をコーディネートする場合、やや大ぶりなこのフレームで強弱をつけて合わせるのもいいかも。

Oliver Goldsmith 2万7300円


北山笑理さん(デザイナー)

ブランディングや商品企画、グラフィックまで多彩にこなすデザイナーとして活躍中。コンティニュエでのメガネの購入はこれまで2本あり、普段はサングラスはかけないので、今回が初挑戦となった。「コンティニュエは、セレクトさせているメガネが大人っぽくて、ベーシックな色で、遊びのあるデザインがほしいときはここへ来てしまいます」。ご自身のメガネは、2ヵ月前に購入した「VICTOR&ROLF」の黒縁。スクエアな形がほどよくクラシックでベーシックでありながらインパクトもあり。下で紹介するArumamikaの黒フレームと最後まで悩んだそうだ。

BEST BUY! 柄とカタチのバランスが最高。このタイプも一本ほしい!

今年から注目のフォックスタイプ。ややつり上がったトップラインを、緩やかに落ちるレンズシェイプで見事に中和してかけやすさを実現。シンプルな黒ですが、テンプルの根本と先にはクリアのボーダーを配色し、シックな中にも遊び心があふれています。かけたときにメガネの印象が一番強くなる黒ですが、北山さんにはそれに負けない目の力があるので、目元もよりきれいに映し出してくれます。

Arumamika 2万5200円

デザインのシャープさと、おしゃれなカラーリングはさすが北欧デザインです

メタルフレームとは思えないボリュームは、チタンプレートをレーザーカットすることにより、これまで以上にフレームの表情に変化をもたせることが可能に。裏表でカラーを変えることで、セルフレームに比べ厚みの薄い上質なピュアチタンフレームに立体感を与えています。

Orgreen 4万3050円

女性らしい丸みが可愛らしくクラシック。遊びのあるものをかけたいときに……

80年代を彷彿とさせるボストン型。ややゆったりとしたサイズ感が今の気分です。柔らかいレンズシェイプに対して、ブロー部分のエッジの効いたラインが全体的にデザインをまとめていて、赤みの強いセル生地がとてもきれい。パリッとタイトな服にゆったりめのメガネを合わせるのがおすすめです。

Arumamika 2万5200円

表情がキリッと見えるデザイン×甘すぎないきれいなツートーンが魅力的

キャンディーカラーが人気のセリマ。クラシカルな手法(フロントとテンプルの色を変える)を用いながらも、そのポップな色使いで見事にモダンアレンジ。ボリュームのある生地ですが、クリア系のラミネートで軽さを表現。さらにブラウンとイエローグリーンのラミネートで肌馴染みも抜群のとてもフェミニンなフレームです。ツリの効いたフォックス気味のスクエア型が今の気分。

SELIMA OPTIQUE 3万450円

アドバイザー
コンティニュエ 神島良平さん

「須江隆治さんの顔は、目鼻立ちはハッキリして、頬にやや丸みがありますが、顎のラインはシャープ。やや面長の四角い顔立ちです。須江さんの顔立ちに似合うメガネでは、面長の顔立ちには、縦幅のあるフレームやサングラスがバランスよくかけていただけると思います。縦幅が狭いと、フレームから顎までの長さが出てしまうため、バランスが崩れることも。

今回選ばれたほとんどが縦幅のあるタイプだったので、感覚的によく分かっていらっしゃるなと感心しました。さらに付け加えるならば、テンプルの場所がフレームの上部からではなく、中央から配置されている方が、テンプルの付け根から顎下までの距離が狭くなるのでバランスが良いといえます。現在かけている黒のウェリントンのことを考えると、Best Buyのオリバー ゴールドスミスのクリアカラーフレームはおすすめですね。圧倒的なボリューム感があるフレームも見事にかけこなしていました」

コンティニュエ
住所│渋谷区恵比寿南2-9-2カルム恵比寿1F Tel. 03-3792-8978
営業時間│12:00~21:00
http://www.continuer.jp

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