YAMAHA|ソマルタ廣川玉枝氏とのコラボで車椅子のコンセプトモデルを発表
DESIGN / PRODUCT
2015年1月8日

YAMAHA|ソマルタ廣川玉枝氏とのコラボで車椅子のコンセプトモデルを発表

YAMAHA|ヤマハ

デザイナー廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)とのコラボレーションモデルも

次世代車椅子のコンセプトモデル「02GEN」「Taurs(タウルス)」発表

ヤマハは電動アシスト車椅子のコンセプトモデル「02GEN」と、02GENをベースに、SOMARTA(ソマルタ)のデザイナー廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)とコラボレーションしたコンセプトモデル「Taurs(タウルス)」を発表した。

Text by OPENERS

「美しくしなやかに動き、魅せたくなる車椅子」

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デザイナー廣川玉枝氏とタウルス

タウルスは、ヤマハが2013年に掲げたデザインフィロソフィー「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づいた電動アシスト車椅子「GEN」シリーズの第2弾、「02GEN」をベースにしたコンセプトモデル。ソマルタのデザイナー廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)による色、マテリアル(素材)、仕上げの提案をを織り込んでいる。

使用者の身体を包むシートにはエンボス型押しの白いレザーを使用。フレームやホイールにはスキントーン系アイボリーを、キャスターにはツヤ消しレッドゴールドアルマイト塗装をほどこしている。機械を超え、パートナーとして人間身体と融合する車椅子を表現しているという。

車椅子としての機能が十分なだけでなく、その質感やたたずまいは上質で、パーティーなどドレスアップして出かける公の場や社交の場にもマッチする仕上がりだ。

タウルスのベースとなった02GENのコンセプトは“Merge”。つまり、つなげる、溶け合わせるということ。ヤマハが電動アシスト自転車PASでつちかってきた電動アシスト技術を用い、「さっそうと操り、美しくしなやかに動く。使い手の個性に寄り添い、魅せたくなる車椅子」を具現化した。機能性や安全面の視点を織り込みながら、快適性を追求し、座った姿勢の美しさ、人と車椅子の一体感にこだわったデザインになっている。

これらのモデルは11月に都内で開かれた福祉関連のイベントや国際ユニヴァーサルデザイン会議などにも出展された。

ヤマハ発動機広報宣伝部
Tel. 0538-32-1145
http://global.yamaha-motor.com/jp/

           
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