新たな“良理道具”は、留め具がない美しい「おひつ」｜釜浅商店

釜浅商店｜カマアサショウテン

良い道具には、良い理（ことわり）がある。この理念のもとに自社で扱う製品を“良理道具”と謳う、東京・浅草合羽橋の料理道具店「釜浅商店」。このたび、樹齢100年以上の木曽のさわら材を使い、独自の技術を用いて「タガのないおひつ」を開発した。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

ごはんをおいしくする最後の仕上げの道具「おひつ」。釜浅商店の新商品「タガのないおひつ」は、耐水性、耐湿性に優れている木曽さわらの柾目材のみ（樹齢100年以上）を使用。

一般的におひつというと表面を一周する留め具（タガ）があるが、本製品には独自の技術によりステンレス製のタガが本体に埋め込まれ、ミニマルで美しい形状に仕上がっている。

加えてズレやハズれ、タガの変色もなく、見た目もきれいに保つことができる。

炊き立ての状態を「タガのないおひつ」に移すことで粗熱がとれ、また余分な水分を木肌が吸収し、時間を置いてもおいしさをキープ。木曽さわらは耐酸性にも優れ、酢飯との相性も抜群。おうち時間がより豊かなになる良理道具と言えるだろう。

釜浅のタガのないおひつ
サイズ / 価格
18cm（目安 3 合）直径約 19cm / 高さ約 16cm（蓋含む）1万8,000円（税別）　　
21cm（目安 5 合）　直径約 22cm / 高さ約 17cm（蓋含む） 2万1,000円（税別）　

問い合わせ先

釜浅商店 
Tel. 03-3841-9355 
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