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2018年10月23日
汗臭、脂臭に加え、口内のニオイも可視化するセルフケアアイテム|KONICA MINOLTA
KONICA MINOLTA|コニカミノルタ
口の不快臭の強さを100段階で表示。
Kunkun bodyがアップデートし、くちのニオイ測定にも対応
コニカミノルタは、体臭を可視化するソリューション「Kunkun Body(クンクン ボディ)」に「くちのニオイ」測定を追加したソフトウエアアップデートを開始した。
Text by YANAKA Tomomi
大阪工業大学と連携し開発したニオイ嗅ぎ分け技術を採用
自分ではなかなか自覚することができない、自分のニオイ。それもそのはず、人はしばらく同じニオイを嗅いでいると、そのニオイを感じなくなってしまう性質があるのだ。
「Kunkun body」は測定デバイスとスマートフォン用アプリからなる体臭測定アイテム。複数の半導体ガスセンサーを備え、ニオイの原因となる成分を検知し、段階別で表示。測定結果のレベルにより対策が必要かどうかを客観的に判断できる。
ニオイの嗅ぎ分け技術は大阪工業大学と連携し開発。AI技術により解析、研究を行ない、臭い成分を機械学習させたプログラムが「Kunkun body」に搭載されている。
これまでも「あたま」「耳のうしろ」「わき」「あし」で不快な臭いとされる汗臭、加齢臭、ミドル脂臭成分を嗅ぎ分けて測定し10段階で表示できたが、新たに搭載される「くちのニオイ」では食品やアルコールを口にすることで発生するニオイ、あるいは口内から発生する硫黄化合物などに由来する不快臭の強さを100段階で表示するようになった。
コミュニケーション力にも影響するニオイの問題。デリケートな問題だからこそ、数値で客観的に判断できる「Kunkun body」を活用して不安を解消すれば、ビジネス、プライベートともにより充実したものとなるはず。
<アプリ>
対応機種|iOS 8以上、Android OS4.3以上、Bluetooth4.0以上
価格|無料