カラテチョップのごとく一刀両断。コンセプチャルなラグ｜Airconditioned

Airconditioned｜エアコンディションド

さまざまなジャンルのプロフェッショナルを擁し、ジャムセッションのごとくアイデアを形にしていく覆面デザインユニット「エアコンディションド」。1997年の活動開始から今年25周年を迎える。彼らが2000年に発表した作品シリーズが「カラテチョップ」。その中から象徴的な製品を紹介したい。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

エアコンディションドによる作品シリーズ「カラテチョップ」は、“一般的なプロダクトを一刀両断することで、前衛的な表情に生まれ変わらせると同時に新たな機能性を付与する”がコンセプト。分割する＝極めて小さなデザイン行為と捉え、これまでにテーブル、ソファ、ラグ、絵画、テーブルウェアを分割してきた。

中でもラグはシリーズを象徴し、ウィルトン織りのクラシックなラグが2対1の割合で分断されたもの。大小2枚となることでフレキシビリティが高く、空間に応じて多様な使い方ができる。

今回、ラグの2022年バージョンとして4種類の柄が登場。ラグ本体はベルギーやトルコで生産し、最終加工は日本で行っている。自宅での時間が増えた今日、ラグで床面演出を楽しんでみてはいかがだろうか。

Karate Chopped Rug

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