Elephant with Bomb|MEDICOM TOY
DESIGN / FEATURES
2020年5月24日

Elephant with Bomb|MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイ

爆弾を背負う象に込められた 深遠なるメッセージ

ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト、BANKSYのグラフィティにインスパイアされた「Elephant with Bomb」スタチューが、Sync.よりMEDICOM TOY PLUSと2Gのエクスクルーシブ・アイテムとして登場する。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by KAWASE Takuro

今年4月にインスタグラムで在宅勤務をテーマとした作品を公開、5月には新型コロナウイルスの現場で闘う医療従事者を讃える作品を、英国サウサンプトン総合病院に寄贈したことでも話題を集めたバンクシー。特に後者は絵の解釈を巡ってさまざまな意見が飛び交い、さすがアート界の異端児と唸らされるばかりだ。
Sync.ではこれまでもバンクシーのグラフィティにインスパイアされたスタチューをリリースしてきたが、今回登場する新作「Elephant with Bomb」は最も衝撃的なもののひとつとなるだろう。
ゆっくり歩く象の背中に結びつけられているのは、巨大なロケット型の爆弾。
スペインのバルセロナにて初登場したこのグラフィティは、戦争と平和、科学と自然に翻弄される人間の矛盾を突いた風刺画である。いまや絶滅危惧種であり、タイではブッダの前世は白い象とされているほど特別な存在である象。バンクシーは鼠や猿に並ぶモチーフとして、たびたび象を選んでいる。2006年、ロサンゼルスの産業倉庫で開催されたショーでは「部屋の中の象」というタイトルで壁の色のパターンに合わせて、無害な絵の具を塗った象を展示し、物議を醸したこともある。
アートの解釈は見た人それぞれに委ねられるもの。あなたはこの「Elephant with Bomb」を見て、何を感じましたか?
Elephant with Bomb

  • サイズ|全長約350mm
  • 価格|8万8000円(税別)
  • 発売日|2020年6月発売予定
  • 取扱店舗|MEDICOM TOY PLUS & 2G
※数に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。

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