本展のために制作された木寺紀雄氏によるフォトブックも限定発売

ネコやライオン、ブルドックなど愛嬌たっぷりの表情の動物や、ころんとした姿が愛らしい女の子のオブジェなど素朴でやさしくあたたかな作品で、日本にも多くのファンをもつスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン。80歳になった今も愛する家族に囲まれ毎日を慈しみ、創作と寄り添いながら自邸のアトリエであたらしい作品を作りつづけている。

「デザインタイド トーキョー2012」のタイドエクステンションとして、“ボイス・オブ・マテリアル”の一環で開催される「Lisa LARSON ～SWEDISH CERAMIC ARTIST～」展では、リサ・ラーソンがこれまで生み出してきた作品を通してアーティストとしての本質や世界観、そして、作品からも読みとれるヒューマニティ溢れる人柄など、彼女の魅力を一挙に紹介する。

希少なヴィンテージ作品や現在では生産されていない陶板シリーズの復刻をはじめ、リサ・ラーソンと交流の深いminä perhonenの皆川 明氏とのコラボレーションによる特別限定品など、伊勢丹開催ならではの作品やアイテムが揃うのはもちろん、会期中に『リサ・ラーソン作品集』（ピエブックス）の撮影を担当するなど、リサ・ラーソンと親交のある写真家、木寺紀雄氏によるスペシャルフォトブックも発売。会場でも木寺紀雄氏がスウェーデンで撮影したアトリエや本人の写真もあわせて展示する。

リサ・ラーソン｜Lisa Larson
1931年 スウェーデン生まれ。陶芸家。1954年にスウェーデンを代表する名窯グスタフスベリに入社。26年に渡りデザイナーとして活躍し、数多くの名作を残した。独立後はドイツのローゼンタールなど、海外でも活躍。1992年からはケラミークストゥディオン社が作品の復刻をおこなう。現在も自宅のアトリエで勢力的に作陶に励んでいる。

ISETAN DESIGN WEEK“VOICE OF MATERIAL”
会期｜2012年10月24日（水）～11月6日（火）
会場｜伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間｜10:00～20:00
http://www.isetan.co.jp/
特設ページ｜http://www.isetan.co.jp/design

DESIGNTIDE TOKYO 2012
https://designtide.jp/