SII｜ALESSIウォッチコレクション新シリーズ「AL26000」

SII｜セイコーインスツル

アンドレア・モルガンテデザインのALESSIウォッチコレクション

新シリーズ「AL26000」

セイコーインスツルのALESSI（アレッシィ）ウォッチコレクションから、ロンドンでシロ・スタジオを率いるアンドレア・モルガンテ氏デザインの新シリーズ「AL26000」が8月上旬に発売される。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）

デザインコンセプトは“成長するウォッチ”

世界を代表するハウスウェアメーカー「ALESSI」にかかわる著名な建築家やプロダクトデザイナーたちの発想を、セイコーインスツルが時計の形に作り上げたALESSIウォッチコレクション。独自の個性を放つ各シリーズには、デザイナーのスタイルと手法、そしてアレッシィならではの独創性が強く映し出されている。

今回発売される「AL26000」シリーズは、“成長するウォッチ＝Grow Watch”をコンセプトに、波状のドレープが、ケースやガラスと一体となったブレスレット全体を流れる、有機体のようなフォルムのウォッチとなっている。

デザインを手がけたアンドレア・モルガンテ氏は、「Grow Watchは、すべての要素が成長し互いに融和するようデザインされているため、機械部品の集合体としてではなく、ひとつの有機体として感じられます。何本もの溝がウォッチ全体を走り、ブレスレットの両端からはじまり徐々に太さを増し、ウォッチケースとガラスを構成する。Grow Watchは、私たちの体の内面的性質を表現したウォッチといえます」と語る。

アンドレア・モルガンテ｜Andrea Morgante
1972年ミラノ生まれ。建築学の学位を取得後、1997年にロンドンに移住し、建築事務所「RMJM」と共同制作をおこなう。2008年にはロス・ラブグローブとのコラボレーションにより環境に配慮した建築プロジェクトを手がけ、2009年に「シロ・スタジオ」を設立。彼の作品の特徴は、彼が長年傾倒する、解剖学、植物学、航空学などの分野に影響を受けた一貫した手法にある。