AAF|建築レクチュアシリーズ217 建築家山本理顕氏が語る建築未来像
AAF通信│建築レクチュアシリーズ217
建築家・山本理顕氏が語る建築の未来像
大阪を拠点に活動をおこなうふたりの建築家、芦澤竜一氏と平沼孝啓氏がゲスト建築家を招聘し、年に7回開催おこなわれるトークセッション、「建築レクチュアシリーズ217」。今回はゲストスピーカーに建築家・山本理顕氏を迎え12月19日(金)19時からおこなわれる。
Text by KUROMIYA Yuzu
「大きな共同体」という考えのもとに、小さな都市を生み出す
建築家による芸術と社会環境の発展を目指すAAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)が主催する「建築レクチュアシリーズ217」は、建築家同士の刺激的な交流の場として、学生や若い建築家から大きな支持を集めるトークセッションだ。毎回、芦澤氏と平沼氏という同年齢のふたりの建築家に、ゲストとして招いた著名な建築家をくわえ、建築の可能性と志向性を探っていく。
今回のゲストスピーカーは、建築と社会の関係性を問う「地域社会圏」を提唱している建築家・山本理顕氏。
広島市西消防署や福生市庁舎といった国内の公共施設から、海外の大規模な計画まで、国内外でたしかな実績をもつ山本氏は現在、スイスのチューリッヒ国際空港複合施設「THE CIRCLE」の建設を進行中。このプロジェクトは、単なる複合施設ではなく“小さな都市を生み出す”という構想が評価され、コンペティションを勝ち抜いたものだ。
地域社会の可能性を探りつづける建築家・山本氏のものづくりに携わる姿勢とは、どういうものなのか。今回も芦澤竜一氏、平沼孝啓氏の視点を通して、濃厚な語り合いが繰り広げられそうだ。なお、参加は事前申し込み制で380名限定。現在ウェブページより申し込みを受け付け中だ。
建築レクチュアシリーズ217
日程|12月19日(金)
時間│開場18:00/開演19:00 終了20:30
会場|グランフロント 大阪 ナレッジシアター
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワー 北館4階
Tel. 06-6372-6434
ゲストスピーカー|山本理顕
申し込み│ウェブページより受付(事前申し込み制)
www.217.aaf.ac
定員│380人 ※当日の参加も若干名可能
当日18:00から先着順で整理券を発行
入場料|1000円
特定非営利活動法人(NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ
217.aaf.ac