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2026年5月11日
レクサスが今冬発売予定のBEV3列シートSUVを世界初公開
LEXUS TZ|レクサス TZ
レクサスは、電気自動車(BEV)専用の3列シートSUV「TZ」を世界初公開した。日本では2026年冬ごろの発売が予定されている。
Text by YANAKA Tomomi
コンセプトは、すべての乗員が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」
昨年のジャパン・モビリティショーで複数のコンセプトモデルとともに「“DISCOVER”-誰の真似もしない-」というブランドメッセージを掲げ、唯一無二の体験価値を提供できるブランドとしてさらに変革することを宣言したレクサス。新たにBEV専用の3列シートSUV「TZ」を発表した。



「TZ」は、すべての乗員が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」をコンセプトに、快適に過ごせる空間(Lounge)と、レクサスらしい走り(Driving)を高次元で融合したとレクサスが謳うモデル。
シャシーには専用開発したプラットフォームが用いられ、大開口薄型可動パノラマルーフも相まって、リラックスできる開放的なキャビンを構成。自然な音の空間を実現するため、静粛性も高められた。
このほかにも後席の快適性を重視した「リア・コンフォート」モードなども設けられたという。





走りの面でもBEVの特性を生かした乗り心地と運転する楽しさを両立できるよう運動性能を追求。フロントとリアに設けられたモーターがシステム最高出力300kW(407.8ps)、トルクはフロントモーターとリアモーターそれぞれが268.6Nmを発生させる。
ボディサイズ全長5,100×全幅1,990×全高1,705㎜、総重量2,630kgのビッグボディでありながら0-100km/h加速は5.4秒を記録。バッテリー総電力は95.82kWh、WLTCモードでは620㎞走れるといい、ロングドライブも楽しめる安心感のある航続距離となった。




またサスティナビリティにも配慮しており、リサイクルアルミなどを使用。オーナメント加飾には四国の竹材を用いた「Forged bamboo」を用い、環境面のみならず伝統技術の継承にも寄与した。
「TZ」は、2026年冬に日本での発売が予定されており、さらなるスペックやグレード、価格などの続報が待たれる。
LEXUS TZ|レクサス TZ
ボディサイズ|全長5,100×全幅1,990×全高1,705㎜
ホイールベース|3,050㎜
車両重量|2,630kg
最小回転半径|5.4m
システム最高出力|300kW(407.8ps)
フロントモーター/リアモーター最大トルク|各268.6Nm
駆動方式|四輪駆動
0-100km/h加速|5.4秒
バッテリー総電力量|95.82kWh
航続距離(WLTCモード)|620km
タイヤサイズ|255/45R22 255/55R20
問い合わせ先
レクサス TZをより深く知るために
Q. BEVでありながら「操る楽しさ」を演出する仕掛けはありますか?
「インタラクティブマニュアルドライブ」と呼ばれる機能を採用しており、パドルシフトで8速の仮想ギヤを選択することでマニュアルトランスミッションを操作しているような感覚で駆動力を制御できます。LEXUSを象徴するLFAのV10エンジンのサウンドを取り入れるとともに、変速に応じたシフトショックの再現やシフトガイドメーターの表示により、走行中のクルマの状態をドライバーに伝えます。聴覚・視覚・フィードバックを組み合わせることで、BEVにおいても深いクルマとの対話を楽しめる設計となっています。
Q. 後席の快適性を高めるために、具体的にどのような技術が採用されていますか?
「REAR COMFORTモード」では、Dynamic Rear Steeringによるレーンチェンジ時やカーブでの横揺れ抑制、ブレーキ時のノーズダイブを抑える制動力制御、加速時のピッチング姿勢抑制制御という3つの技術を組み合わせることで、同乗者が揺すられにくい穏やかな乗り味を実現しています。また助手席とセカンドシートにはレクサスのSUVとして初となるオットマンが設定されており、長距離移動でもくつろげる環境が整えられています。
Q. スタイリングのデザイン面で、特にこだわった点はどこですか?
LEXUSのデザイン哲学「Provocative Simplicity」に基づき、シンプルかつ先鋭的な造形の中に機能美を宿らせることを追求しました。フロントにはスピンドルボディをシンプルなひと塊で構成し、建築デザインのような幾何学グラフィックを採用することで、車格感ある堂々とした佇まいを実現しています。Cd値0.27という高い空力性能も、意匠開発の段階から空力解析を繰り返すことで意匠と機能を両立させた結果です。