斬新なデザインに秘められたパワー

ジュークは、世界市場をターゲットとした、コンパクトカーのあたらしいスタイルを提案する新型車。コンパクトスポーツカーの俊敏さとSUVの力強さや安定感、それぞれがもつ魅力を結合することで、斬新で独創的なクルマとして誕生した。

おもな特徴はつぎのとおり。
1.革新的なデザイン
2.操作するたのしみを提供する車両情報ディスプレイ
3.SUVのもつ運転のしやすさと思い通りのハンドリングの両立

まずはデザイン。スポーティなイメージの前後のランプや、大きく張り出したフェンダーなど大胆で存在感の強いディテールがまず目をひき、さらにリアにむかってスロープするルーフラインと筋肉質なボディサイドがスポーティなフォルムを強調する。また、フェアレディZと共通イメージのブーメラン形のリアコンビランプが採用されている。

インテリアは、バイクのタンクをイメージさせるセンターコンソールやドアフィニッシャーにより、クルマとの一体感が感じられるスポーティな室内空間を実現。さらに、スキューバダイビングで使用するフィンを模した特徴的なドアトリム、バイクメーターを思わせるメーターを配し、斬新でスポーティな内装として結実している。

搭載されるエンジンは、優れた運動性能と低燃費で定評のあるHR15DEの改良版。中低速でのトルクがさらに向上された。市街地や高速道路でも快適に走行できる、優れた発進、加速性能を実現した。そして、19.0km/ℓという低燃費を実現し「平成17年基準 排出ガス 75％低減レベル（SU-LEV）」認定とあわせ、全車「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合。自動車取得税と自動車重量税が50パーセント減税される。

そして、高剛性サスペンションと高性能ショックアブソーバーなどの組み合わせにより、高い直進安定性を実現するとともに、コーナリング時も路面をしっかりとらえ、ステアリングの動きに合わせてダイレクトにクルマが反応するスポーティな走りをかなえた。くわえて、ロードノイズや振動も低減。

新開発の車両情報ディスプレイを搭載

もちろん、操作性でも特筆すべき点がある。高いアイポイントと広い前方視界にくわえて、ドライバーの視界にはいる位置にボンネットフードとフロントコンビランプを配置することにより、車両感覚をつかみやすくし、良好な取り回し性を実現させた。シフトレバーとサイドブレーキも高い位置にレイアウトし、オーディオパネルをドライバーに近づけてある。

センタークラスターには、新開発の車両情報ディスプレイを搭載し、エアコン操作にくわえて、ノーマル、スポーツ、エコの3種類のドライブモードの切り替えを可能とした。ドライブモードでは、エンジンとCVTを制御することで、シーンにあわせて3つの走りを実感することができる。

スポーティな走りが楽しめ、力強さと安定感も備えるジューク。2010年秋に発売を予定しているという4駆でも、スポーツカーという概念は踏襲され、“スポーツ走行がたのしめる4駆”として注目をあつめることが予想される。

NISSAN JUKE｜日産 ジューク
ボディ｜全長4,135×全幅1,765×全高1,565mm
ホイールベース｜2,530mm
車両重量｜1,170kg
エンジン｜1,498cc DOHC直列4気筒
最高出力｜84kW（114ps）/6,000rpm
最大トルク｜150Nm（15.3kgm）/4,000rpm
トランスミッション｜エクストロニックCVT（無段変速機）
価格｜1,690,500万円(15RS）、1,790,250円(15RX）

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