年明けの福岡、札幌モーターショーで順次展示

フォルクスワーゲンの原点ともいえる「ビートル（正式名称「タイプ1」）」をベースにしたオープンカー「ビートル カブリオレ」が誕生したのは1949年。いらい、生産が終了する1980年1月までに、23万5,000台を生産。日本国内でも約5,000台が販売され、世界各地で時代の風とともに走り抜けてきた。

今年3月、この初代ビートル カブリオレのDNAを色濃く受け継ぐ「ザ・ビートル カブリオレ」が日本でも発売。販売開始からまもなく1年をむかえるのを記念して「ザ・ビートル カブリオレ 50's / 60's / 70's 」が誕生した。ビートル カブリオレが歩んできた歴史やそれぞれの時代背景を象徴するカラーを現代的に、スタイリッシュにアレンジ。内外装へと反映した。

Volkswagen The Beetle Cabriolet 50's

Volkswagen Type I & The Beetle Cabriolet 60's

1950年代をイメージする「ザ・ビートル カブリオレ 50's」は、ブラックのボディとソフトトップ、クロームのホイールキャップをまとい、赤と黒の2トーンのレザーシートにより上質なレトロ感が醸し出された。10年下った1960年代へのオマージュとなる「ザ・ビートル カブリオレ 60's」は、爽やかな水色が印象的なボディカラーでカリフォルニアの夏をイメージ。こちらのモデルのみ、パドルシフトと3連メーターが装備される（パークディスタンスコントロールは装備なし）。「ザ・ビートル カブリオレ 70's」は、1970年代を象徴する優雅でクラシカルなたたずまいを演出する。

Volkswagen The Beetle Cabriolet 70's

Volkswagen The Beetle Cabriolet 70's

ザ・ビートル カブリオレ 50'sは、先月開催された東京モーターショーでも展示されていたのも記憶にあたらしい。今後は、ザ・ビートル カブリオレ 60'sが2014年1月24日～27日に開催される福岡モーターショーで、ザ・ビートル カブリオレ 70'sが2月14日～16日に開催される札幌モーターショーで展示される。

販売台数は各50台ずつの、合計150台。いずれのモデルもフロントフェンダーに専用ロゴがあしらわれ、特別モデルであることをアピール。価格は全モデル388万円。購入希望申し込みは、専用ウェブサイトですでに受け付けを開始している。

Volkswagen The Beetle Cabriolet 50's/ 60's /70's
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ 50's / 60's/ 70's
ボディサイズ｜全長4,270×全幅1,815×全高1,485mm
ホイールベース｜2,535 mm
エンジン｜1,197cc 直列4気筒 SOHC インタークーラーターボ
最高出力｜ 77kW（105ps）/ 5,000 rpm
最大トルク｜175Nm（17.8kgm）/ 1,500-4,100 rpm
トランスミッション｜7段オートマチック（7DSG）
駆動方式｜FF
燃費（JC08モード）｜17.6 km/ℓ
価格｜388万円

購入希望申し込み専用ウェブサイト
http://web.volkswagen.co.jp/506070/2328.html

フォルクスワーゲン カスタマーセンター
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